肝炎


  • [公開日]2017.10.03
  • [最終更新日]2017.10.12

肝炎とは肝臓疾患の一つで、肝臓が炎症を起こし、そのため細胞が障害を受けることによって生じる病気です。肝臓の炎症が6か月以上続いた状態を慢性肝炎をいいますが、さらに炎症が長期化すると肝硬変や肝がんになりやすくなります。慢性肝炎の原因の90%は肝炎ウイルスによるものといわれております。肝炎ウイルスにはA、B、C、D、E型の5つが知られていますが、日本ではB型慢性肝炎が15~20%、C型慢性肝炎が約70%といわれております。感染経路はB型肝炎ウイルスは主に血液や体液、C型肝炎ウイルスは主に血液を介して感染します。検査は血液検査によってそれぞれの肝炎ウイルスの抗原抗体の有無を調べます。これらの肝炎の治療薬としては、以前はインターフェロン製剤がよく使用されていましたが、最近C型肝炎ではインターフェロン以外の治療薬が販売されており、高い有効性が示されております。

作成:株式会社インテリム
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