膀胱がんに対する治療法の1つとして膀胱内注入療法がある。
BCG膀胱内注入療法は、表在性膀胱癌に対する経尿道的切除術後の再発予防や、上皮内癌を含む表在性膀胱癌の治療として行われるが、およそ30%の患者はBCG療法に反応しないとされる。そのため、進行した癌や再発が繰り返される場合は膀胱全摘が行われる。
BCG治療に効果を示さない状態をBCG治療抵抗性BCGフェイラー)という。
BCGを生理食塩水に溶解して、尿道から膀胱に挿入したカテーテルを通じて膀胱内に注入し、ある程度の時間排尿せずに薬剤を膀胱内に接触させる方法。
ここで使用させるBCG(ウシ型弱毒結核菌)は、結核菌の毒力を弱めた製剤で、結核の予防ワクチン“BCG”と同じもの。この溶液を膀胱内に注入すると、BCGは腫瘍部位に付着し、その細胞内部に取り込まれ、BCGと腫瘍細胞に対する免疫が生じ強い炎症反応が起こる。このようなBCG反応において、免疫系細胞のマクロファージが活発に働き、腫瘍細胞を貪食・破壊することができる。

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