• ログイン
  • 検索
  • 相談
  • お知らせ
  • メニュー
  • がん種
  • ニュース
  • 特集
  • 治験
  • リサーチ
  • イベント
  • 体験談
  • 患者会
  • 辞典
  • お役立ち

血管新生阻害薬

[公開日] 2018.03.09[最終更新日] 2018.03.09

血管新生とは、新しい血管を形成すること。がんの増殖と転移において、血管新生は重要な役割を果たす。 腫瘍が数ミリメーター以上の大きさに成長するためには血液の供給が必要で、腫瘍は血管新生を促進する化学シグナルを出すことなどで血液供給を形成し成長中の腫瘍に酸素と栄養を与えることで、がん細胞は周りの組織への侵入や全身への移動し転移する可能性となる。 血管新生阻害剤は血管形成を阻害しがんの増殖を押さえるあるいは遅らせることを期待された薬剤。 管新生阻害剤は、がん細胞を直接殺傷する抗がん剤ではないため,大きな縮小効果は望めないが,延命やがんの成長を止める効果は期待できるとされている。 また,治療効果を向上させるために,従来型の抗がん剤との併用もおこなわれる。 当初、血管新生阻害剤による副作用は軽いものであろうと考えられていたが、併発症の可能性が明らかになってきた。 副作用としては、出血、動脈の血栓、高血圧、尿タンパク質など。 一部の血管新生阻害剤の副作用として消化管障害もまれ認められる。 ベバシズマブ、ソラフェニブ、ネクサバール、エベロリムス、アフィニトール、トーリセル、サリドマイドなど。
辞典

高橋さくら

米国州立大学生物学科卒後、国内の臨床検査会社、大学病院研究室で研究開発の後、製薬会社でがん関連製剤の学術情報・マーケティング担当。その後CROにてがん関連治験の立ち上げ業務を経験。また、福祉系大学に社会人入学卒業し、社会福祉士、精神保健福祉士取得。 日本臨床腫瘍学会会員、日本癌治療学会員

治験・臨床試験

一覧を見る

リサーチ・調査

一覧を見る

ニュース

一覧を見る

イベント

一覧を見る

患者会

一覧を見る