公益財団法人日本医療機能評価機構が運営するEBM普及推進事業Minds(マインズ)によると、診療ガイドラインとは診療上の重要度の高い医療行為について、エビデンスのシステマティックレビューとその総体評価、益と害のバランスなどを考量して、患者と医療者の意思決定を支援するために最適と考えられる推奨を提示する文書と定義すると記載されています。
ガイドラインは医療現場において適切な診断と治療を補助することを目的として、病気の予防・診断・治療・予後予測など診療の根拠や手順についての最新の情報を専門家の手で分かりやすくまとめた指針で、通常は医療従事者向けですが、乳がん、胃がん、大腸がん、肺がん、子宮がん・卵巣がんなどのがんでは患者さん向けにわかりやすい言葉で解説した「患者用」ガイドラインもあります。
作成:株式会社インテリム
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