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MSKCCリスク分類とは、以下の5つの予後因子がいくつ当てはまるかによって、その後の治療経過(予後)の予測を3つに分類するものです。 ◆MSKCCリスク分類の5つの予後因子 1.カルノフスキー パフォーマンス ステータス(KPS;全身状態の指標)が80%未満 KPSの値が低いほど全身状態が悪いということになる。 2.血清LDH(乳酸脱水素酵素)が正常値上限の1.5倍以上 3.Hb(ヘモグロビン)が正常値下限値未満 4.補正された血清カルシウムのが10mg/dL以上 5.腎がんの診断から治療開始までの期間が1年未満 上記の予後因子が1つも当てはまらない場合はfavorableリスク(低リスク)、1~2個当てはまる場合はintermediateリスク(中リスク)、3個以上当てはまる場合はpoorリスク(高リスク)となり、当てはまる数が少ないほど予後が良好であることが期待されます。 Favorable risk;フェイヴァラブルリスク → 低リスク Intermediate risk ; インターメディエイトリスク → 中リスク Poor risk ; プワリスク → 高リスク なお、MSKCC分類は、米国のメモリアルスローンケタリングがんセンターのMotzerらにより、サイトカイン療法(インターフェロン注射やインターロイキン2注射)による進行腎細胞がんの治療成績に関する検討が大規模に行われました。この検討では、5つの項目が進行腎細胞がんの予後因子としてとりあげられました。 この予後因子のいくつに該当するかを調べ、患者さんを3つのリスクグループに分類して(MSKCCリスク分類)治療成績を検討したところ、予後因子の数は予後によく反映されることがわかりました。 参考:がん情報サービスホームページ 腎細胞がん

作成:株式会社インテリム

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