用量制限毒性(DLT)とは新規抗がん剤を患者さんに投与する際にこれ以上の増量ができない理由となる毒性(有害事象)のことをいいます。抗がん剤の治験では、NCIのCTCAEという基準で規定されていてグレード3以上の非血液学的毒性あるいはグレード4以上の血液学的毒性が出現した場合とされることが多いです。これらの毒性の出現頻度及びその程度によって、用いた投与量の毒性が許容範囲内かどうかを判断するために用いられます。
作成:株式会社インテリム
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