1種類の抗がん剤だけを用いるのではなく、複数の抗がん剤を同時または順次用いることです。
異なる長所のある抗がん剤を活かし、いくつかを組み合わせることで、がんに対して作用の増強、効果的な治療を行うことが可能となる。1種類の抗がん剤を大量に投与すると、副作用が強く出て正常な細胞にも悪影響を及ぼす、
また、がん細胞が抗がん剤に対して耐性を持つ場合もあるため、併用療法によって副作用を分散させることが可能となり、強い副作用により用いることができなかった抗がん剤でも、投与可能となった。
デメリットは、複数の抗がん剤を使用することになるため、1種類の抗がん剤を投与していた場合と比べて、費用負担が大きくなる。また、複数を用いるので、投与量や投与回数にも注意することが必要となる。
作成:株式会社インテリム