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がんの治療はどのように決まる?


  • [公開日]2019.08.28
  • [最終更新日]2019.10.11

監修:日本医科大学 勝俣範之 先生

病期(ステージ)と、年齢や体調、がん以外の病気がないかどうかで総合的に判断される

がん治療を始めるにあたり、がんの大きさや、性質、広がりを把握するためのさまざまな検査が行われます。その検査結果をもとに、自身の体調や気になっていることなどを考慮しながら、治療方針を主治医とともに決定していきます。女性のがんの場合だと、これから子どもを産むかどうかなども考慮の対象に挙がります。

治療方針を決める際によく使われる言葉が「標準治療」です。これは「標準的な治療」という意味ではなく、多くの研究によって最善であると判断された、科学的根拠のある治療のことをいいます。医療においては「最先端」が最も優れているとは限りません。最先端の治療は、その効果や副作用は未知数です。今後、臨床試験で評価され、現在の標準治療より優れていると証明されれば、その治療が新たな「標準治療」となります。

がん治療では、手術治療、抗がん剤治療、放射線治療が3大治療と呼ばれています。どれかひとつだけを行う場合もあれば、2つ以上の治療法を組み合わせて行うこともあります。また、がんの種類や進行度、初めての治療か2回目以降の治療かでも、治療の選択肢が変わってきます。

複数の治療法を提示されたときは、それぞれの治療法について、メリットとデメリットを書き出してみると、問題点を整理できます。がんは治療が終われば終了、ではなく、その後も定期的な通院などが必要になります。治療の予定や、治療後の療養生活、定期的な通院などまで視野に入れた上で、情報を集め、家族などと相談をし、自身にとって最適な治療法を選びましょう。治療方針について、別の医師の意見を聞きたい、他の治療法を探してみたいという場合はセカンドオピニオンを参考にしてください。

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