厚生労働省は5月18日の「希少がん医療・支援のあり方に関する検討会」にて、報告書作成のための論点整理案を示しました。

希少がんに関する医療提供体制については「患者の意向を踏まえた自然な集約化」を目指すことを打ち出しています。

希少がんは種類が多く「拠点病院」のような集約化が難しいです。
よって、患者に対し的確な情報を提供することで、治療を受ける医療機関が自然に決まっていく流れを目指すようです。
こうしたことで「症例数(患者数)が集まり、医師の育成や標準的な治療法の確立に向けた研究等が進むのではないか」としています。

国立がん研究センターが、専門家間の連携体制や役割分担を検討する「協議会」などを設置し、最新情報を患者さんに提供できる仕組みを構築する必要性も指摘しています。

この他、希少がんが診断できる病理医の育成に向けた教育システム構築の必要性にも言及しました。

この夏には、方向性をまとめた報告があがる予定です。

厚生労働省「希少がん医療・支援のあり方に関する検討会」Webページは以下の通り。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-kenkou.html?tid=249203

<オンコロスタッフコメント>
検討会資料によると、希少がんの定義は以下の通りです。

概念的定義:「 数が少ないが故に診療・受療上、不利な状況にあると考えられるがん種」
疫学的定義:「 年間の羅患率(発生率)が、人口10万人当たり6例未満のがん」

日本ではRARECASEというヨーロッパの希少がん分類リストの大分類10種、中分類180種の合計190のがん種が該当するようようです。

オンコロスタッフは、がんに限らず希少疾患分野において何かできないか模索中です。
カチ


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