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主治医と治験について話すための相談ガイド

[公開日] 2026.11.05[最終更新日] 2026.11.05

診察室でそのまま使える!

主治医と治験について相談するためのサポートシート

「主治医に治験のことを聞きづらい」「うまく質問できるか不安」という患者さん・ご家族へ。事前準備と診察時のメモがひとつになった相談シート(PDF)を無料でダウンロードいただけます。 今すぐシートをダウンロードする主治医と話すときのポイントを見る

まずは、ご自身の状況に合う相談シートを選びましょう

【シート①】『可能性チェック』シート
(今後の治療と治験に関するご相談シート)
【シート②】『希望照会』シート
(具体的な治験に関するご相談シート)
〜自分に合う治験があるか、主治医の意見を聞いてみたいとき〜
こんな方におすすめ
  • 自分に該当する治験があるか分からない
  • 次の治療選択肢として「治験」があるか主治医の意見を聞きたい
  • 他の病院で行われている治験も含めて、探す価値があるか知りたい
PDFをダウンロード(無料) A4サイズ2枚
印刷してそのまま使える書き込み式のメモシート
〜参加を検討したい具体的な治験について相談したいとき〜
こんな方におすすめ
  • がん治験ナビ(オンコロ治験相談室)などで紹介された治験がある
  • 自分で調べて気になった治験について主治医の見解を知りたい
  • 条件に合いそうか確認し、紹介状(診療情報提供書)の相談をしたい
PDFをダウンロード(無料) A4サイズ2枚
印刷してそのまま使える書き込み式のメモシート

相談シートのつかいかた

STEP 1 シートを印刷して、事前準備

シートの1枚目が主治医に渡す資料になっています。シートの項目に沿ってご自身の考えや希望、主治医に聞いてみたい項目へのチェック、追加での質問したいことなどを記載してください。

STEP 2 診察の冒頭で「相談したいことがある」と伝える

診察の最後に切り出すと、時間の関係で十分な話ができないことがあります。診察室に入ったら、「今日は治験について少し相談したく、メモをまとめてきました」と伝え、シートを手渡してみましょう。※受付の際にお伝えする方法も有効です。

STEP 3 先生の回答やアドバイスをメモする

回答内容や今後の予定をシートの2枚目にメモし、ご自宅に持ち帰って振り返る際にも活用してください。

主治医とスムーズに話すための5つのポイント

1. 診察の冒頭で「今日は相談したいことがある」と伝える

できるだけ診察の最初に、治験について相談したいことを伝えましょう。時間が限られている場合でも、主治医が相談内容を把握しやすくなります。

2. 「今の治療を否定したいわけではない」と伝える

治験について相談することは、現在の治療や主治医を否定することではありません。「今後の治療の選択肢を広げるために、治験についても知っておきたい」と伝えることで、相談の意図が伝わりやすくなります。 切り出し方の例:「先生、今後の治療の選択肢を広げるために、治験についても知っておきたいのですが、少しご相談できますか?」

3. 治験情報の「識別ID」や「概要資料」を準備する

具体的な治験がある場合は、jRCT番号などの識別番号や治験情報の概要を準備すると、確認がスムーズです。オンコロなどの治験情報ページを印刷して、相談シートと一緒に持参するのもおすすめです。(参考:はじめて治験のお問合せをする方へのお願い ※こちらのページにてjRCT番号の確認方法や、問い合わせから治験参加までの詳しい流れが確認できます)

4. 主治医に聞きたいことを、あらかじめ整理しておく

「何を聞けばよいか分からない」という場合は、ご自身の状況に合わせて相談シートの項目や、以下の質問例を参考にしてください。
【自分に合う治験をゼロから探したい場合】
  • 私の病状では、治験を治療選択肢の一つとして考えることはできますか?
  • 後の治療で、治験を検討できるタイミングはありますか?
  • 治験について詳しく相談できる先生や部署(がん相談支援センターなど)を紹介してもらえますか?
【具体的な治験情報(資料など)を持っている場合】
  • 私が調べたこの治験は、私の病状でも検討できそうでしょうか?
  • この治験を検討する場合、今の病院から紹介してもらうことはできますか?

5. がん相談支援センターやがん看護外来も活用する

診察時間内で聞ききれなかった場合や、いきなり主治医に聞くのが不安な場合は、病院内の「がん相談支援センター」や「がん看護外来(看護師)」に相談シートを見せて、相談方法についてアドバイスをもらうのもよい方法です。

もし「そっけない態度」や「難しい」と言われてしまったら…?

治験について切り出した際、主治医から否定的な反応や、「うちではやっていない」「今は考えなくていい」などと言われ、戸惑ってしまうことがあります。医師の反応には、診察時間の制約、専門分野、治療方針など、さまざまな背景がある場合があります。必ずしも「治験について相談したことが悪かった」という意味ではありません。

1. よくある背景

  • 専門分野・情報の違い:がん治療や治験は日々進歩しており、主治医が全国の治験をすべて把握しているとは限りません。
  • 診察時間の制約:外来診察の時間が限られているため、その場で詳しく確認することが難しい場合があります。
  • 治療方針:まずは確立された標準治療を優先するという方針から、治験を今すぐ検討しない場合があります。
  • 治療のタイミング:「現在受けている治療(標準治療)が効いており、今すぐ治験に変えるメリットがないと判断している場合もあります。

2. 次に取れる具体的なステップ

まずは通院している病院で相談したい場合

① 病院内の「がん相談支援センター」に相談する 主治医以外の看護師やソーシャルワーカーなどに相談できる場合があります。主治医に聞けなかったことや、診察での疑問を伝え、次にどう相談すればよいかアドバイスを受けてみましょう。
② 外来の担当看護師に話してみる 診察室を出た後、「さっき主治医にうまく聞けなかった」と伝えてみるのも一つの方法です。看護師が主治医の意図を確認したり、相談先を案内したりしてくれることがあります。

病院の外の専門家の意見を聞きたい場合

③ セカンドオピニオンを検討する 他の病院の医師に意見を聞くことで、別の視点から治験を含む治療選択肢について相談できる場合があります。
④ がん治験ナビ(オンコロ治験相談室)に相談する 主治医の反応に戸惑ったときや、次にどう動けばいいか分からないときは、がん治験ナビ(オンコロ治験相談室)へご相談ください。主治医から「うちでは実施していない」と言われた場合でも、オンコロで他施設での実施状況をお調べし、セカンドオピニオンや紹介に繋げられた事例もあります。状況を伺い、治験情報の整理や今後の進め方を一緒に考えます。
メッセージ
治験について調べること、主治医に質問することは、治療について考えるうえで大切な行動です。「余計なことを聞いてしまったかも」とご自身を責める必要はありません。分からないことや不安なことは、相談できる人と一緒に整理していきましょう。

「自分に合う治験が分からない」「次の相談先に迷ったら」

がん治験ナビ(オンコロ治験相談室)にご相談ください
専門のスタッフが、あなたの病状や治療歴に合った治験情報をお探しします。治験が見つかった後は、「調べた治験を見せる相談シート(希望照会シート)」を持って主治医へご相談いただけます。 治験相談室(無料相談)の
詳細・お申し込みはこちら
※治験への参加可否は、治験ごとの基準や医師による診察・検査などを踏まえて判断されます。このガイドは、主治医に相談するための情報整理を目的としています。
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