問い合わせる前のご準備
スムーズなご案内のため、以下の確認と、お手元への資料のご準備をおすすめしています。1. 事前にチェックしておきたい「3つの情報」
- 現在の正確な病名・組織型・ステージ
例:「肺がん(非小細胞肺がん・腺がん)」「ステージIV」など
※「組織型(がんの顔つき・種類)」や、もし検査済みであれば「遺伝子変異の結果(EGFR陽性など)」もわかると、より具体的なお話ができます(わかる範囲で構いません)。 - これまでの治療歴
例:使用した抗がん剤の名前、手術の有無、放射線治療の履歴など - 現在の体調や日常生活のようす
例:「ひとりで身の回りのことができるか」「歩行ができるか」といった、からだをどれくらい動かせるかの目安
※専門用語で、パフォーマンスステータス(PS)という指標があります。0~1であることが基本ですが、治験によっては2までの方が対象になる場合もあります。
参考▶https://oncolo.jp/dic/ps
2. お手元にあると便利な資料
上記の情報を正確に把握するため、以下の資料がお手元にあるとご案内がよりスムーズになります。(すべて揃っていなくても、まったく問題ありません。わかる範囲でご準備ください)- お薬手帳(これまでのお薬の履歴がわかるもの)
- 直近の血液検査などの結果用紙
- 治療計画書や同意説明文書(治療開始時に主治医から渡された書類)
- 遺伝子検査などの結果コピー(実施したことがある場合、マッチングに非常に役立ちます)
オンコロで掲載している2つの治験情報とサポートの違い
オンコロで掲載している治験情報には、製薬企業等から業務委託を受けて【治験広告】として掲載している治験情報と、一般公開されている治験情報を引用して掲載している【公開情報の治験】の2種類があります。【治験広告】と【公開情報の治験】の見分け方
【治験広告】
臨床試験・治験一覧ページ内の、がんの臨床試験/研究・治験広告に掲載されている治験です。各治験のページのメイン見出しに【治験広告】の目印があります。
【公開情報の治験】
ページ内に「臨床研究等提出・公開システムで公開中の試験」と記載されています。研究の名称をクリック(タップ)すると、jRCT(臨床研究等提出・公開システム)のページへ移動します。(※jRCTとは、日本の法律に基づいて国に届け出られた、公式な治験の記録が集まっているデータベースのことです)
【治験広告】と【公開情報の治験】では、お問い合わせ・ご相談をいただいた際の対応内容や、会員登録が必要かどうかに違いがありますので、あらかじめご確認ください。
| 【治験広告】 | 【公開情報の治験】 | |
|---|---|---|
| 特徴 | オンコロが製薬企業等から公式に業務委託を受けて、患者さん向けにわかりやすい内容で掲載している情報です。 | 国のデータベース等で一般公開されている治験情報を引用して掲載している情報です。 |
| 会員登録 | 不要 会員登録をしていただかなくても、どなたでも無料でお問い合わせ・ご相談が可能です。 | 必要(オンコロ会員限定) こちらの相談受付は「がん治験相談室」のサービスとなるため、事前にオンコロ会員へのご登録(無料)が必要です。 ※がん治験相談室についてはこちら |
| 対応内容 | 参加条件の確認、治験についてのご説明、主治医向け資料の提供、治験実施施設のご案内など、治験参加までがん治験コンシェルジュ(専門スタッフ)が手厚くサポートいたします。 | jRCTや病院のホームページ等で公開されている情報の範囲内で、できる限りの情報提供をいたします。ページ内に記載されている問い合わせ先のご案内や、主治医との相談方法などのアドバイスを実施します。 |
問い合わせから治験参加までの流れ
【STEP 1】 当サイトへの問い合わせ
問い合わせフォーム、またはお電話にてお問い合わせください。気になる治験の「jRCT番号(jRCT+数字10桁)」や「試験名」がわかれば、あわせて問い合わせフォームにご入力いただくか、お電話の際にお伝えください。なお、【公開情報の治験】についてお問い合わせの際は、事前に「オンコロ会員」へのご登録をお願いいたします。 ※jRCT番号は下記にてご確認いただけます。- jRCTの試験詳細ページのURL末尾
- jRCTの試験詳細ページ内の管理的事項
【STEP 2】 がん治験コンシェルジュ(専門スタッフ)によるヒアリング
がん治験コンシェルジュから、治験に関するご希望や、現在の病状やお体の状態、これまでの治療歴について詳しく伺います。治験に関する疑問やご質問についてもお伺いいたします。【STEP 3】 主治医へのご相談
患者さんに合った治験の候補があった場合、まずは現在の主治医に「この治験への参加を検討したい」旨をご相談いただきます。これまでの治療経過を正確に引き継ぎ、安全に治験を進めるために、主治医の紹介状(診療情報提供書)が必要となります。【STEP 4】 治験実施病院での受診・スクリーニング
治験を行っている病院を受診し、治験担当医師から詳しい説明(同意説明)を受けます。同意後に改めて詳しい検査を行い、治験の「参加基準」に完全に合っているかを確認します。【STEP 5】 治験スタート
すべての検査をクリアし、基準に合っていることが確認されたら、いよいよ治験による新しい治療がスタートします。よくあるご質問(Q&A)
- Q. 問い合わせにあたって会員登録は必要ですか?
- A. ご検討されている治験情報によって異なります。
【治験広告】マークがついている情報については、会員登録なしでどなたでもすぐにお問い合わせいただけます。一方、それ以外の【公開情報の治験】については、オンコロ会員限定サービス「がん治験相談室」での対応となるため、事前に無料の会員登録が必要となります。 - Q. 問い合わせたら、必ず治験に参加しなければなりませんか?
- A. いいえ、そんなことはありません。
お話を聞いたうえで「今回は見送る」と判断されてもまったく問題ありません。また、治験に参加されてからでも、患者さんのご意志でいつでもやめることができます。 - Q. 費用はどれくらいかかりますか?
- A. 治験で使用する「検査代」や「治験薬の費用」は、開発を行う製薬会社などが負担するため、通常の治療より自己負担が軽くなる場合があります。ただし、通常の診察料や治験に関係のない一般的な医療費は、通常通りの自己負担(保険診療)となります。
- Q. 主治医に内緒で問い合わせてもいいですか?
- A. 問い合わせやご相談の段階では、主治医の先生に事前にお伝えいただいていなくても、問題ございません。
ただし、実際に治験へ参加するステップに進むときには、主治医とご相談いただく必要があります。これまでの治療経過との整合性や安全性を確保するためにも、主治医との連携が必要となります。
安心の約束(当サイトの臨床試験掲載ルール)
当サイトでは、患者さんやご家族に信頼できる正しい情報だけをお届けするため、独自の「臨床試験掲載ルール」を定めて運用しています。| ルールの柱 | 具体的な運用内容 | 患者さんへのメリット |
|---|---|---|
| 1. 国の基準を満たした試験のみ掲載 | 日本の法律に基づいて「jRCT(国の臨床研究データベース)」や公的機関に正しく登録・公開されている信頼できる試験のみを選んで掲載しています。 | 科学的根拠にもとづかない民間療法などは排除されているため、万が一のときの補償や、安全性のチェックが国の基準で行われている安心感があります。 |
| 2. 情報の定期的な見直し | 公開されている治験情報をもとに、遅くとも3か月に1回程度、募集状況(募集中/終了など)の確認と定期的な更新を行います。 | すでに何年も前に終了しているような「古い情報」がそのまま放置されるのを防ぎ、常に動いている(現在進行形の)選択肢を確認することができます。 |
| 3. 中立・客観的な表現 | 効果を過大に期待させる表現や、特定の治療法を不当にすすめるような誘導表現はいっさい行いません。 | 大げさな表現に振り回されることなく、落ち着いて次の治療の選択肢を考えることができます。 |
| 4. 相談・案内窓口の提供 | 掲載しているすべての治験について、いつでもご相談を承ります。【公開情報の治験】についても、次の具体的な行動を含めてていねいにご案内します。 | 気になった試験についていつでも相談でき、「どう進めていいかわからない」という不安をその場で解消することができます。 |
相談・問い合わせ窓口
「まずは話を聞いてみたい」という段階でも、お気軽にご相談ください。がん治験コンシェルジュがていねいに対応いたします。【重要】公開情報の治験についてご相談いただく場合は、完全会員制の「がん治験相談室」サービスとなるため、事前の会員登録(無料)が必要となります。
事前に登録をお済ませいただくことで、より具体的なご案内がスムーズになります。
事前に登録をお済ませいただくことで、より具体的なご案内がスムーズになります。
