本ページは、アストラゼネカ株式会社からの委託による治験広告となります。
また、治験を実施する実施医療機関の審査・承認を受けたものを掲載しております。
はじめに
乳がんの治療を終えた患者さんは、再発を予防するため、継続した術後内分泌療法を行うことが推奨されています。
しかし、現在の治療法は多くの患者さんがQOL(生活の質)の低下を感じ、中には続けられなくなってしまう方もいます。また、 HER2 + 乳がんには作用する治療薬でも、HER2- 乳がんには作用しないことがあるため、患者さんの術後内分泌療法の選択肢を広げる研究が進められています。
この治験の目的は、治験薬の長期投与が、標準内分泌療法を継続した場合と比較し、再発予防の有効性と安全性を調べることです。
なお、治験参加にはメリット・デメリットがございます。
現在治療を担当されている医師と十分にご相談いただき、ご納得いただいた上でご検討ください。
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治験とは
新しい薬の候補が、病気に対して、どのくらいの効果があるか( 有効性)、安全であるか(安全性)を調べることを「治験」と言います。また、治験に使用する新しい薬の候補を「治験薬」と言います。
治験のデータを元に厚生労働省で審査・承認され、新しいお薬が販売されます。
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本治験の参加条件
・18歳以上の方
・切除されたER+ /HER2- 浸潤性早期乳がんが組織学的に確認され、再発していない方
・閉経前、閉経周辺期及び閉経後の女性、並びに男性の方
・原発乳がんに対してすでに治療を終えている方
・術後内分泌療法を開始してからの経過年数が2年以上5年3ヵ月以内で、現在も治療を継続中の方
・適切な骨髄予備能及び臓器機能を有する方
この他にも細かな条件がありますので、詳細はお問い合わせ時にご確認ください
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治験デザインと治験薬について
治験デザイン
標準的な治療を行うグループと、治験薬を服用するグループに分かれ、5年間服用していただきます。
2分の1の確率で無作為に割り付けられます。 ご自身がどちらのグループになったかは知ることができます。
治験薬について
今回の治験薬は、「選択的エストロゲン受容体分解薬(SERD)」と呼ばれるホルモン(又は内分泌)療法の一種です。
エストロゲンを利用して増殖する乳がんは、エストロゲン受容体をもっています。本治験薬は、細胞内のエストロゲン受容体を分解するため、エストロゲンががん細胞に信号を送り、増殖や分裂を指示することができなくなると考えられています。
錠剤を1日1回服用します。
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実施医療機関所在地(1月17日更新)
・北海道札幌市
・宮城県仙台市
・新潟県新潟市
・群馬県太田市
・群馬県高崎市
・神奈川県伊勢原市
・神奈川県相模原市
・静岡県駿東郡
・愛知県名古屋市
・三重県津市
・大阪府枚方市
・京都府京都市
・愛媛県松山市
・熊本県熊本市
・鹿児島県鹿児島市
※上記の医療機関は、がんセンターや大学等です
※実際の研究実施医療機関名は参加の可能性がある患者さんにお伝えします
※治験審査委員会の承認状況と実際の募集状況により記載は変更されます
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治験に参加した場合の費用負担
この薬で治療期間中、検査費用や乳がんの治療の為に必要な薬の費用の一部は、この薬を開発している製薬会社から支払われます。治験に参加して頂いた方には、治験参加に伴う交通費等の負担を軽減する為、実施医療機関の規準に従い算出された負担軽減費をお支払いします。
お問い合わせ先
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■お電話で問い合わせる
※お電話口で「乳がんの治験について」とお伝えください
■メールで問い合わせる
※メールタイトルを「乳がんの治験について」と記載ください
医療従事者向けページ
主治医(医療従事者)の方はこちらから本治験の詳細とご紹介の流れをご確認いただけます。
個人情報の取扱いについて
あなたの個人情報は保護され、あなたの許可するもしくは法律で必要とされる場合を除き、提供された情報は「オンコロ」の当該治験の担当スタッフ、患者さんの担当医、治験実施施設のスタッフのみが共有します。
それ以外の人には、あなたの情報が開示されることはございません。
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