「最近注目を集めている『DCT』という臨床試験の用語をご存じですか?」オンコロ・ワンクエスチョンvol.4


  • [公開日]2023.12.20
  • [最終更新日]2024.03.25

オンコロLINEの友だちを対象に、がんに関する疑問やお悩みにお答えするオンコロ・ワンクエスチョン!設問によってLINEのお友だちの方々のご意見もお伺いします!

質問

「最近注目を集めている『DCT』という臨床試験の用語をご存じですか?」

結果・解説

DCTという用語をご存じの方は19%という結果になりました。

DCTは「Decentralized Clinical Trials」の頭文字をとった略語です。日本語では「分散型臨床試験」という意味になります。
もう少し分かりやすくご説明すると、オンライン診療やウェアラブルデバイス、訪問診療などを用いることで、被験者の自宅など医療機関以外の場所でも実施できる臨床試験のことです。

このDCTが浸透していくことで、臨床試験を実施している医療機関へ通院することが困難な状況の方でも、臨床試験への参加の可能性が出てくるなど、患者さんへのメリットにもつながります。
患者さんの治療選択の幅を広げるためにも、今後DCTは非常に重要なものとなっています。

そして実は、がんの領域においてもすでにこのDCTはスタートしています!
オンコロでも特集記事を作成していますので、よろしければご覧ください!

▼ DCT特集記事
がん領域国内初のリモート治験はいかに実施されたのか、1年半を振り返る -DCT特集2023 Vol.1-

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