質問
「最近注目を集めている『DCT』という臨床試験の用語をご存じですか?」結果・解説
DCTという用語をご存じの方は19%という結果になりました。 DCTは「Decentralized Clinical Trials」の頭文字をとった略語です。日本語では「分散型臨床試験」という意味になります。 もう少し分かりやすくご説明すると、オンライン診療やウェアラブルデバイス、訪問診療などを用いることで、被験者の自宅など医療機関以外の場所でも実施できる臨床試験のことです。 このDCTが浸透していくことで、臨床試験を実施している医療機関へ通院することが困難な状況の方でも、臨床試験への参加の可能性が出てくるなど、患者さんへのメリットにもつながります。 患者さんの治療選択の幅を広げるためにも、今後DCTは非常に重要なものとなっています。 そして実は、がんの領域においてもすでにこのDCTはスタートしています! オンコロでも特集記事を作成していますので、よろしければご覧ください! ▼ DCT特集記事 「がん領域国内初のリモート治験はいかに実施されたのか、1年半を振り返る -DCT特集2023 Vol.1-」 また、オンコロのYouTubeチャンネルにて、DCT(分散型臨床試験)についてのセミナーが公開されています。 ぜひご覧ください。