コラム
オンコロの可知です。
昨日、希少がんセミナー「テーマ:悪性胸膜中皮腫」でした。悪性胸膜中皮腫は希少がんにしては治験が多く実施されているがん種でもあります。
今週は、近畿大学医学部ライフサイエンス研究所ゲノムセンター長の西尾 和人教授に取材に行きました。1か月ほど前に国立がん研究センター東病院の大津敦先生にスクラムジャパンについて取材させて頂きましたが、今週は同じような取り組みを実施している近大クリニカルシーケンスについて取材しています。
詳しいことは、今後掲載する記事を読んでいただければと思いますが、主な特徴としては、がん種は問わないということがあります。ライフサイエンス研究所ゲノムセンター内で検査するため、検査結果が出るとのこと。臨床研究であり無料で検査ができること。近大に行かなくとも、臨床研究として提携している医療機関(例;北里大)を介して検査が可能ということです。興味がある方は、近大の相談支援センターに連絡してみてください。
その他にも、今週は様々な先生にお会いして、オンコロの展開として様々なヒントが得られる1週間でした。
最後に、お知らせです。
5月13日にグランフロント大阪にて「がん医療共催セミナーin大阪<今こそ、患者・医療者が共にルビコン川を渡る時>白衣を脱いだ医療者・パジャマを脱いだ患者が、がん医療を一緒に考えるセミナー2017」を開催します。
⇒
https://oncolo.jp/event/20170404t
私も「日本の治験・臨床試験:患者・医療者が置かれた現状と問題」というテーマにて登壇する予定です。興味がある方は是非お越しください。
がん情報サイト「オンコロ」責任者 可知健太