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【メルマガコラム】日経新聞のオプジーボの記事をみて思うこと。 [vol.13]

[公開日] 2016.08.25[最終更新日] 2016.08.25

コラム

オンコロの可知です。先週、夏休みとりゆっくりできるかと思いましたが、4つの治験の募集広告の治験審査委員会用の資料の準備に追われることとなりました。対象は乳がん、食道がん、悪性胸膜中皮腫、悪性リンパ腫の情報です。承認がおりるまで1か月程度かかりますのでお待ちください。 さて、一昨日の日本経済新聞の中に、気になる記事がありました。「小野薬品、血液がん向けに「オプジーボ」販売 年内にも」というタイトルです。その記事は、冒頭「小野薬品工業の相良暁社長は22日、日本経済新聞の取材に応じ、年内にもがん免疫薬「オプジーボ」を血液がんの一種で保険適用を受けて販売することを明らかにした。」といった具合で始まります。 この文言。どこか違和感を覚えますが、皆さん如何でしょうか?私見ですが、おそらく「小野薬品工業の社長は、血液がんの年内販売することは明らかにしていない」と思うのです。 血液がんの一種であるホジキンリンパ腫の承認申請は2016年3月22日。そして、希少疾病用医薬品指定されているため、おそらく年内に承認される可能性は高いでしょうが、それを言い切ることはしていないのだと思います。言い切っていれば、それはそれで問題ですが。。。。 ちなみに、この日経新聞の記事で株価に影響しています。。。そうなると、もっとひどい話だと思ったまでの、取り留めのない話でした。 もう一つ、オプジーボ関連で思ったことを以下に記載しました。こちらも参照ください。 小野薬品工業のオプジーボに関するプレスリリースに思う情報発信の難しさ。 可知健太
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