動画タイトル:【 #がん の臨床試験を知る】実際に何が行われるのか?専門医が解説!
講師:宮脇 太一先生(順天堂大学医学部附属順天堂医院 呼吸器内科)
ライブ配信:2025年2月14日/編集動画公開:2025年4月3日
※この記事はセミナー動画「【 #がん の臨床試験を知る】実際に何が行われるのか?専門医が解説!」をもとに作成されています。治療法やその開発段階については、セミナー実施時点のものであることにご留意ください。
この動画について
本動画では、がん治療の最前線で活躍される順天堂大学医学部附属順天堂医院 呼吸器内科の宮脇 太一先生をお招きし、「がんの臨床試験(治験)で実際に何が行われるのか」について分かりやすく解説していただきました。「治験」という選択肢を初めて検討される方や、効果・安全性の評価方法、参加時の費用など具体的な流れを知りたい方に最適な内容となっています。
本動画のポイント
臨床試験の基礎知識: 臨床試験が第1相から第3相までどのようなステップで行われ、効果や安全性が世界共通の基準(CTCAEやRECISTなど)でどう評価・守られているかが分かります。
実際の試験事例と最新治療:非小細胞肺がんの分子標的薬の開発や、がんがごく少数だけ悪化する「オリゴ増悪(全身の薬物療法で多くの病巣が縮小する中、ごく一部の病巣だけが耐性を持って増大する状態)・オリゴ転移(がんの転移巣の数が1〜5個程度と少なく、臓器にも限局している状態)」に対する局所治療(放射線など)の最新の取り組みについて学べます。
患者さんのリアルな疑問への回答: 治験参加時の費用負担の実態や、プラセボ(偽薬)群になった場合の救済措置(クロスオーバー)、遺伝子検査の精度などについて、患者代表の矢島さんを交えて解説します。
対象となる方(こんな方におすすめ)
• がんの新しい治療法や「臨床試験(治験)」という選択肢について情報収集をされている方
• 臨床試験の参加を検討しており、費用や安全性に関する詳しい情報を探している方
• 治験に対して「実験的なもの」「プラセボにあたったらどうなるのか」などの不安や疑問をお持ちの方
動画の要約
がんの臨床試験は、より良い新しい標準治療を確立するために、厳格なルールと世界共通の評価基準のもとで行われる「未来の医療をつくる重要なプロセス」です。本編では、専門医が実際の肺がん治療の事例を交えながら試験の仕組みを紐解き、患者さんが一番気になる「期待する治療を受けられない不安」や「費用」について丁寧に回答しています。
タイムスタンプ(目次)
00:00〜 はじめに(本日のテーマ:臨床試験の実際)
01:24〜 臨床試験の概要:そもそも「臨床試験」とは?なぜ行うのか
05:01〜 臨床試験のステップ(第1相・第2相・第3相試験について)
07:39〜 臨床試験における安全性の評価
12:07〜 臨床試験における有効性の評価方法(RECISTと生存期間の指標について)
17:51〜 実際の臨床試験の事例①(アレクチニブ、レポトレクチニブの第1・第2相試験)
22:34〜 実際の臨床試験の事例②(ペンブロリズマブの第3相試験)
25:49〜 オリゴ増悪・オリゴ転移に対する局所治療(放射線治療など)の臨床試験事例
39:02〜 まとめ
40:27〜 患者代表(矢島さん)からのQ&A:プラセボ群になった場合の救済措置(クロスオーバー)
44:46〜 視聴者からのQ&A:遺伝子検査の偽陽性・偽陰性について
49:50〜 視聴者からのQ&A:治験参加にかかる費用負担(交通費・入院費など)
53:34〜 視聴者からのQ&A:治験実施施設へのアクセスと遠隔医療の可能性
55:50〜 視聴者からのQ&A:臨床試験には複数回参加できるのか?
57:35〜 患者代表・医師からのメッセージとエンディング