動画タイトル:【2024年最新情報!】膀胱がんの手術・放射線治療・薬物療法 国立がん研究センター東病院 近藤先生
講師:近藤 千紘 先生(国立がん研究センター東病院 腫瘍内科)
ライブ配信:2024年8月9日/編集動画公開:2024年8月22日
※この記事はセミナー動画「#肝臓がん 治療と最新の薬剤、専門医による講義で知ろう! OMCE #105」をもとに作成されています。治療法やその開発段階については、セミナー実施時点のものであることにご留意ください。
概要
国立がん研究センター東病院の近藤先生に膀胱がんの治療戦略について講義いただきました。
冒頭では、膀胱がんを含む尿路上皮がんの基礎知識(発生率、好発年齢、リスク要因、発見契機など)を説明いただきました。膀胱がんは特に男性に多く、喫煙との関連性が強いことが示されています。
治療法の説明は、がんの進行度(表在性か浸潤性か)に基づいた標準的な外科的治療の概要から始まり、次に近藤先生の専門分野である薬物療法について解説いただきました。薬物療法の進化として、シスプラチンをベースとしたGC療法や毒性は高いが優れた効果を持つM-VAC療法、さらに近年導入された免疫チェックポイント阻害薬(アベルマブ、ニボルマブ、ペムブロリズマブ)や抗体薬物複合体(エンホルツマブ ベドチン)といった最新の治療薬と併用療法の有効性を、臨床試験のデータに基づいて詳細に解説いただきました。
最後に、外科手術が困難な場合の膀胱温存療法としての放射線治療と化学療法の併用や、遺伝子パネル検査の役割、そして何よりも患者の人生の質(QOL)を考慮した治療選択の重要性について話していただきました。