動画タイトル:【 #治験 とは?】#がん患者 が治験に参加する意味とは?治療としての選択肢「治験」を考える
講師:中川 和彦 先生(近畿大学病院 がんセンター)
ライブ配信:2024年10月25日/編集動画公開:2024年10月31日
※この記事はセミナー動画「【 #治験 とは?】#がん患者 が治験に参加する意味とは?治療としての選択肢「治験」を考える」をもとに作成されています。治療法やその開発段階については、セミナー実施時点のものであることにご留意ください。
この動画について
本動画では近畿大学病院の中川和彦先生をお招きし、「治験」に参加する意味や治療の選択肢としての考え方について分かりやすく解説していただきました。「治験」という選択肢を初めて検討される方や、具体的な治療の流れ、メリット・デメリットを知りたい方に最適な内容となっています。
本動画のポイント
治験の基礎知識: 治験が「新しい治療法」と「標準治療」を比較する目的で行われることや、第1相〜第3相までのステップ、GCPという厳格なルールの下で安全性がどう守られているかが分かります。
具体的なメリット・デメリット: 将来の標準治療となる画期的な新薬を先取りできる可能性や治療の選択肢が増えるメリットと、必ずしも全員が参加できるわけではない点や、有効性・安全性の情報が少ない段階でのリスクについて解説しています。
費用とサポート体制: 治験中は治験薬代や検査代が製薬企業負担になり経済的負担が軽減されることや、専門スタッフ(CRC:治験コーディネーター)による丁寧なサポートについて詳しく学べます。
対象となる方(こんな方におすすめ)
• 一次治療の前や標準治療後の選択肢として、治験についての情報収集をされている方
• 治験の探し方や、治験を多く実施している病院へのセカンドオピニオンを検討している方
• 治験に対して「プラセボ(偽薬)にあたると無治療になってしまうのでは」といった不安や誤解をお持ちの方
動画の要約
治験は決して密室で行われる特別な治療ではありません。厳格なルールのもとで進められる、「未来の標準治療」をつくるための大切なプロセスです。
本編では、新しい治療薬にいち早くアクセスできる可能性などのメリットを紹介する一方で、「誰でも参加できるわけではない」「情報が少ないことによる副作用のリスク」といった治験のデメリットについても包み隠さず解説します。さらに、治験を検討するタイミングや、いつでも同意を撤回できる患者さんの権利、プラセボを用いた試験の正しい考え方についても取り上げます。
中川先生が、実際の状況を交えながら、やさしくわかりやすく解説します。
タイムスタンプ(目次)
00:00〜 はじめに:臨床試験(治験)の目的と本質
02:14〜 治験が受け入れられる条件(新薬承認のための試験)
06:12〜 そもそも「治験」とは何か?(製薬企業主導の新薬承認試験)
07:12〜 臨床試験の分類(医師主導・特定臨床研究・治験の違い)
10:28〜 治験で何を証明するのか?(有効性と安全性の確認)
16:54〜 新薬の開発にかかる期間
17:59〜 新薬開発のステップ(第1相〜第3相試験の違い)
21:18〜 知っておくべき治験の原則(利点)
24:35〜 知っておくべき治験の原則(常識)
26:55〜 「標準治療がある」患者さんの治験の考え方
31:37〜 「標準治療がない」患者さんの治験の考え方
35:40〜 不確実な治療としての「治験」との向き合い方
36:16〜 【ここからQ&A・ディスカッション】
36:20〜 臨床試験や治験の情報はどの程度の頻度で確認すればよいですか?
38:10〜 臨床試験や治験の情報収集を行う手段として適しているものは何がありますか?
41:11〜 現在治療中の病院でも治験・臨床試験への参加を質問しても大丈夫でしょうか?
44:01〜 治験・臨床試験を知ってから参加を決めるまでの期間はどのくらい猶予があるのでしょうか?
48:07〜 治験・臨床試験の参加を取りやめた場合、以前の治療を再開できますか?不利益はありますか?
48:37〜 参加した治験・臨床試験の全体的な結果はどのような形で伝えられるのでしょうか?
50:17〜 プラセボ(偽薬)を投与される懸念があるのですが、現在の治験ではどのような状況でしょうか?
54:46〜 まとめ・中川先生からのメッセージ