目次

第4回 がん×対策

はじめに

第4回目のテーマは「がん×対策」です。
国民の2人に1人はがんになると言われております。
メディアでもがんになった芸能人の事が大きく取り上げられるなど、がんについて意識する機会も増えてきたのではないでしょうか。
・がんになるリスクを減らす生活
・早期発見のためのがん検診
・いざというときのためのがん保険
などについて考えてたことのある方も多いのではないでしょうか。
また、国でもがん対策は重要項目であるとして「がん対策推進基本計画」が進められています。
そこで今回は「がんの対策」について、皆さんが現状でどのような考えをお持ちなのか調査をしました。
今回も沢山の方からの声を頂きました。それでは結果をご覧ください!

調査概要

期間:2015年10月09日〜2015年11月15日
対象者:生活向上WEB会員
回答数:2,061名
平均年齢:48.7歳
実施方法:Webアンケート。生活向上WEB会員に対して【オンコロリサーチ】がんと対策ついての意識調査として実施。

 

回答者構成比

・性別
対策1
・年齢
対策2

このアンケートは生活向上WEB会員全ての方が回答可能です。今回は過去最高の2,000名を超える方から声を頂きました。

 

たばこによるがんのリスク、80%を超える方が関係あると回答しました

Q次にあげる項目について、あなたはがんのリスクに関係があると思いますか。

対策3

この質問は「がんを防ぐための新12か条」を参考に項目を作成しました。そこに記載されているエビデンス(根拠)のあるがん予防の情報がどれほど浸透しているのかを知る目的で行いました。
日本対がん協会HP「がんを防ぐための新12か条」

≪こちらからご確認ください≫

喫煙・受動喫煙のタバコに関する項目で約80%が「そう思う」「とてもそう思う」を選択し「タバコとがんの関連性が高い」ということが広く認識されていることが分かりました。
食に関する項目では「野菜不足」「塩分摂取」に関しては過半数を超える方が「そう思う」と回答した一方で果物不足に関しては「そう思う」が約30%と低いことが分かりました。
また、「医療従事者」と「そうでない方」を比較すると医療従事者の方が全ての項目で「そう思う」の割合が高くなりました。
性別での比較では女性が高い傾向にありました。

 

「受動喫煙を避ける」はがん対策の意識していること第1位(64.6%)でした

Q次にあげる項目について、あなたはがんの対策として意識をしていますか。

対策4

この質問も「がんにならないための新12か条」を参考にして、実際どのくらいの方ががんの対策として意識しているのかを知る目的で行いました。

受動喫煙が最も意識が高く(64%)、次いで喫煙(61%)とタバコに関する項目が上位となりました。意識が低いものとしては「運動をする」となりました。また、この「運動をする」は特に女性で意識が低いという結果でした。

 

80%以上の方ががん検診は必要であると回答しました

Qがんの検診についてお伺いします。あなたはがん検診は必要だと思いますか。

対策5※グラフ5検診必要性

早期発見の重要性について言われている中で、国でもがん検診の受診率を上げるべく様々な施策を行っています。がん検診の必要性についての皆さんの意識と実際の受診状況について質問をしました。

「とてもそう思う」「そう思う」を合わせると82%となりました。
また、医療従事者、性別、年齢での比較では、20歳未満(N=11)で36%と大きく下回っていた他は特に目立つ傾向はみられませんでした。

 

定期的にがん検診を受けている方は43%(全体)

Qあなたが定期的に受けているがん検診はありますか。※「定期的」とは、毎年あるいは2年に1回とお考えください。

対策6

医療従事者(48.8%)とそれ以外(43.1%)では医療従事者、性別では男性(35.3%)女性(49.9%)と女性で多く、
年齢別では高齢になるほど受診率が高いという傾向がみられました。

 

男性では胃がん・大腸がん、女性では乳がん・子宮頸がんの検診実施が上位

Q定期的に受けているがん検診の種類を教えてください。(複数選択可)
対策7

今回選択肢に入れた「胃がん」「肺がん」「乳がん」「子宮頸がん」「大腸がん」の5つのがんは、それぞれ特定の方法で行う検診を受けることで早期に発見でき、さらに治療を行うことで死亡率が低下することが科学的に証明されています。
日本対がん協会HP がん検診につて ≪こちらから≫

男性では「胃がん」「大腸がん」「肺がん」の順に多くなりました。
女性では「乳がん」「子宮頸がん」が多く、女性特有のがんが上位となりました。

 

がん検診は高額であること感じている人が多数

Q次にあげる項目について、がん検診についてのあなたの考えを選んでください。
対策8

この質問は類似のアンケート結果より、がん検診を受けない理由の上位に来るであろう項目について聞いたものになります。
「高額である」「めんどくさいと感じる」が上位となりました。他の項目に関しても「そう思う」「とてもそう思う」と感じる方は半数近くいることがわかりました。

 

がん保険は必要であると思っている人は68%

Qがん保険についてお伺いします。あなたはがん保険は必要だと思いますか。

対策9

がん保険を必要と思っている人は「とてもそう思う」「そう思う」を合わせて過半数を超えました(68%)。「そう思わない」「まったくそう思わない」は合わせて6%でした。
性別で見ると男性(65.6%)女性(70.3%)と女性が上回りました。

 

がん保険に加入しているのは40%(本人)

Qあなたもしくはあなたのご家族は、がん保険に入っていますか。

対策10

「本人が入っている」の合計は40%、「家族が入っている」の合計は35%でした。
先ほどの質問で「がん保険を必要と思っている人」(68%)と「実際がん保険に入っている人」(40%)と答えた人の割合には開きがあることがわかりました。

 

75%の方ががんの予防・対策の情報を知りたいと回答

Qがんの予防や対策に関する情報を知りたいと思いますか。

対策11

「がんの予防や対策に関する情報を知りたいと思っていない方」は「そう思わない」「まったくそう思わない」を合わせて4%と少ない結果となり、多くの方が情報を求めている事がわかりました。

 

~Voice~

Qがんの対策についてご意見・要望があれば是非お聞かせください。

■私はガンは誰でもなる病気と知った時から、食を主に予防に気を配って自己管理して40年がたちました。家族の実母がガンと言われ手術を拒否した時から、注意してきたおかげです。今年91歳になり、とても元気にしてくれていますが、その連れ合いの父は、病気と無縁と思っていましたが母のことで精神的ストレスや飲酒、晩年は甘い物の取りすぎが災いしたのか、受診した時には末期ガンといわれ、胃がんであっけなく亡くなりました。享年70才。両親に学ぶことは、具体的な食生活を含めた生活習慣が一番影響大で、診断を受けた時にそれをチャンスと思うかピンチと思うかが、運命の分かれ道だと思いますし、それでどうしたいかという本人の意思に尽きると考えます。本人の意思を尊重した取り組みならば、本人にも家族にもストレスも後悔もありませんから。おかげさまで、管理栄養士の勉強をした私は今年還暦を迎えましたが、40年以上医者いらず、薬いらず、検査なしで元気に生きており、3人の子どもを含む家族全員入院や手術の経験もなく過ごしております。自分の体は自分で守るのスタンスこそが、ガン予防には必須です。もうひとつ加えるならば、自分の体の声を聴けること、そしてからだを大切に扱ってあげることが重要だと思います。(60代女性)

 

■普段生活している中で、がん対策の情報はなかなか入ってこないので、あまり意識できてなかった。アンケートをしていて子宮頸がんなどのがん検診を受けたいと思った。(20代女性)

 

■同じ設定でも人の遺伝子により病気になるならないがあるので、検診とセットで食生活や飲酒、たばこに関しての講義をするのはどうでしょうか?より一層興味をもつのでは?関心が芽生えるとか…。(50代女性)

 

■市の定期検診には、女性を対象とした乳ガン検診&子宮癌検診があるが、亡くなった女房はそれらを定期的に受けていたが、上記検診の部位とは異なる部位に癌が発生し、それが原因で亡くなった次第。結果、市等が実施してる検診程度では他の部位の癌の検診がわからず…。予防&対策と言えど、未だ何を信用していいのか、不信感を持ってる次第。(60代男性)

 

■ガンのリスクは喫煙とか飲酒とか肥満とか単体ではなく、食生活も運動も喫煙も飲酒もストレスも複合的にリスクになり得ると思っています。検診を受けていても見つからない場合もあるし、末期のガンと診断されても日常生活が送れている方もいれば、あっという間に亡くなる方もいます。私はくよくよ悩んだり、ストレスフルな生活が免疫力を下げ、よりガン細胞を増やしてしまうと思うので、楽観主義で生活したいと思っています。(40代女性)

 

■少なくとも現段階で正しいとされる知識を正しく確実に提供することが必要と思う。アンジェリーナジョリーの件があってから「遺伝子がすべて」のように思っている人がやたらと多い。マスメディアが正確にまじめに伝えようとしていない。(40代男性)

 

終わりに

皆さんいかがでしたか?
今回は「がん×対策」ということで①がんを防ぐための生活②がん検診③がん保険についてのリサーチを行いました。たばこについてのリスクやがん検診の必要性などは国で対策を進めていることやメディアでの情報発信もあり、意識している方が多くいらっしゃいました。一方で、もっと「意識してもよい項目」や、「必要と感じていても実際は行っていない」ことなどがあり、がんの対策について考えるうえでの課題もあることがわかりました。
国のがん対策の動きをみても、「がんを予防する生活」、「早期発見」はがんの治療と同じくらい重要であると考えられております。そのため、がん対策についても治療と同様に正しい情報を正しく理解することが大切であると感じます。また、どんなに気を付けていても完全にがんを防ぐことは残念ながら出来ません。がん保険に関しては加入するかどうかは個人の判断になると思いますが、万が一がんになったときの事はしっかりと考えておいた方がよいかもしれません。

今回のリサーチによってがんに対する意識が少しでも高くなって頂けたら幸いです。

今回は質問数が29問と過去最多であったにも関わらず、これまでで最高の2061名の方から声を頂くことが出来ました。ご協力頂き、本当にありがとうございました。

 

記事担当:HAMA

アンケートに関するお問い合わせ

本アンケートにはここでは掲載しきれていないデータもございます。

本アンケートに関するお問い合わせは下記のフォーマットよりお願い致します。
https://oncolo.jp/contact


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