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ガザイバ(オビヌツズマブ)

[公開日] 2019.07.11[最終更新日] 2019.07.11

本ページは株式会社インテリムとオンコロで共同で作成しています。

概要

一般名 オビヌツズマブ
商品名 ガザイバ
治験薬コード
一般名英語表記 Obinutuzumab
商品名英語表記 Gazyva
種類 抗体薬
種類 ヒト化抗CD20モノクローナル抗体薬
投与経路 注射
適応がん種 CD20陽性濾胞性リンパ腫

特徴

ガザイバはCD20に対するモノクローナル抗体薬です。がん化したBリンパ球と特定の成熟段階にある正常なBリンパ球の表面だけに存在しているCD20というタンパク質に特異的に結合し、複合体をつくることにより細胞障害作用および細胞貪食作用を発揮し、がん細胞の増殖を抑えます。通常、CD20陽性の濾胞性リンパ腫(悪性リンパ腫の種類の1つで、リンパ球の中のB細胞から発生する非ホジキンリンパ腫)の治療に用いられます。

効能・効果

CD20陽性濾胞性リンパ腫

用法及び用量

通常、成人には、オビヌツズマブ(遺伝子組換え)として1日1回1000mgを点滴静注する。導入療法は、以下のサイクル期間及び投与サイクル数とし、1サイクル目は1、8、15日目、2サイクル目以降は1日目に投与する。維持療法では、単独投与により2カ月に1回、最長2年間、投与を繰り返す。 ○シクロホスファミド水和物、ドキソルビシン塩酸塩、ビンクリスチン硫酸塩及びプレドニゾロン又はメチルプレドニゾロン併用の場合 3週間を1サイクルとし、8サイクル ○シクロホスファミド水和物、ビンクリスチン硫酸塩及びプレドニゾロン又はメチルプレドニゾロン併用の場合 3週間を1サイクルとし、8サイクル ○ベンダムスチン塩酸塩併用の場合 4週間を1サイクルとし、6サイクル

重大な副作用

Infusion reaction、腫瘍崩壊症候群、好中球減少、白血球減少、血小板減少、感染症、B型肝炎ウイルスによる劇症肝炎、肝炎の増悪、進行性多巣性白質脳症(PML)、心障害、消化管穿孔、、間質性肺疾患

参考リンク

https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291444A1028
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