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株式会社インテリムとオンコロで共同で作成しています。
概要
一般名 |
レトロゾール |
商品名 |
フェマーラ |
治験薬コード |
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一般名英語表記 |
letrozole |
商品名英語表記 |
Femara |
種類 |
ホルモン療法薬 |
種類 |
アロマターゼ阻害薬 |
投与経路 |
内服 |
適応がん種 |
閉経後乳癌 |
特徴
レトロゾールはアロマターゼ阻害薬に分類されるホルモン療法薬の一種です。乳がんのリスクとして女性ホルモンの一つであるエストロゲンが知られています。エストロゲンは主に卵巣から分泌されますが、閉経を迎えると卵巣からの分泌がストップし、代わりに副腎という臓器から分泌されるようになります。
エストロゲンは男性ホルモンであるアンドロゲンから変換されて作られますが、この変換に関わる酵素がアロマターゼです。レトロゾールはアロマターゼの働きを阻害し、エストロゲンの産生を抑えることによって乳がんの進行を抑えます。2017年2月現在、閉経後乳癌に適応があります。
効能・効果
閉経後乳癌
用法及び用量
通常、成人にはレトロゾールとして1日1回2.5mgを経口投与
重大な副作用
血栓症、塞栓症、心不全、狭心症、肝機能障害、黄疸、中毒性表皮壊死症、多形紅斑
参考リンク
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291015F1