「〜もしも効果のある治療の可能性を知らずにいたら。肺がんの遺伝子検査の実態調査からみえてきた課題〜」こんなサブタイトルがつくセミナーが開催されます。
正式なイベント名は「非小細胞肺癌患者におけるドライバー遺伝子検査実態調査 全国200病院のDPCデータ予備的解析結果〜もしも効果のある治療の可能性を知らずにいたら。肺がんの遺伝子検査の実態調査からみえてきた課題〜」です。
開催日は、2023年9月29日(金)15:00〜17:00でベルサール八重洲で開催されます。詳細申込は、下記のURLにて確認下さい。
https://www.ghc-j.com/event/seminar/20230929/
この調査は、肺がん領域で患者会活動を続ける肺がん患者の会ワンステップ、一般社団法人アライアンス・フォー・ラング・キャンサー(理事長:長谷川 一男)の問題意識を発端に、DPCデータを下にコンサルティング事業を進める株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパンの支援を受け実施されました。これら結果については、がん情報サイト「オンコロ」の可知、濱崎、川上、柳澤も協力し、白書としてまとめ既に公開されています。
http://alliance-for-lung-cance.com/project1/
肺がん領域では、2002年に登場したイレッサ(ゲフィチニブ)以降、8種類のドライバー遺伝子、それらに対応した17種類の分子標的も承認され使用される状況になっています。ただし、これらにはコンパニオン診断検査薬よる検査が必須です。加えて、これらの診断検査薬は、個別遺伝子を調べるもの、単回で複数の遺伝子変異を調べることができるものへと移行してきています。
このセミナーでは、この調査をもとに、薬剤の進歩、遺伝子検査薬の進歩に伴う現状を知り、患者、家族、一般社会がこれらの現状を知る機会となればと思います。
柳澤