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トレアキシン(ベンダムスチン)


  • [公開日]2019.07.08
  • [最終更新日]2022.07.14

本ページは株式会社インテリムとオンコロで共同で作成しています。

概要

一般名 ベンダムスチン
商品名 トレアキシン
治験薬コード
一般名英語表記 bendamustine
商品名英語表記 Bendeka
Treanda
種類 抗悪性腫瘍剤
種類 アルキル化剤
投与経路 注射
適応がん種 低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫及びマントル細胞リンパ腫、再発又は難治性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫、慢性リンパ性白血病、腫瘍特異的T細胞輸注療法の前処置

特徴

トレアキシン(一般名ベンダムスチン)はドイツにおいて非ホジキンリンパ腫、多発性骨髄腫及び慢性リンパ性白血病の治療薬として長年使用されている抗がん剤です。1900年代の初頭に使用された毒ガスのマスタードガスの構造に少し変化を加えたナイトロジェンマスタードという物質とプリンアナログ様の化学構造式を併せ持つよう合成されました。

適応は再発・難治性の低悪性度非ホジキンリンパ腫及びマントル細胞リンパ腫でしたが昨年慢性リンパ性白血病が効能追加になりました。副作用は、脱毛が少なく、骨髄抑制もゆるやかですが、発疹や蕁麻疹などの皮疹や、アレルギー反応がおこることがあります。

効能・効果

低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫及びマントル細胞リンパ腫
再発又は難治性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫
慢性リンパ性白血病
腫瘍特異的T細胞輸注療法の前処置

用法及び用量

〈低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫〉
○抗CD20抗体併用の場合
通常、成人には、ベンダムスチン塩酸塩として90mg/m2(体表面積)を1日1回10分又は1時間かけて点滴静注する。投与を2日間連日行い、26日間休薬する。これを1サイクルとして、投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
○単独投与の場合(再発又は難治性の場合に限る)
通常、成人には、ベンダムスチン塩酸塩として120mg/m2(体表面積)を1日1回10分又は1時間かけて点滴静注する。投与を2日間連日行い、19日間休薬する。これを1サイクルとして、投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。

〈マントル細胞リンパ腫〉
○未治療の場合
リツキシマブ遺伝子組換え)との併用において、通常、成人には、ベンダムスチン塩酸塩として90mg/m2(体表面積)を1日1回10分又は1時間かけて点滴静注する。投与を2日間連日行い、26日間休薬する。これを1サイクルとして、投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
○再発又は難治性の場合
通常、成人には、ベンダムスチン塩酸塩として120mg/m2(体表面積)を1日1回10分又は1時間かけて点滴静注する。投与を2日間連日行い、19日間休薬する。これを1サイクルとして、投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。

〈再発又は難治性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫〉
○リツキシマブ(遺伝子組換え)併用の場合
通常、成人には、ベンダムスチン塩酸塩として120mg/m2(体表面積)を1日1回10分又は1時間かけて点滴静注する。投与を2日間連日行い、19日間休薬する。これを1サイクルとして、最大6サイクル投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
○リツキシマブ(遺伝子組換え)及びポラツズマブ ベドチン(遺伝子組換え)併用の場合
通常、成人には、ベンダムスチン塩酸塩として90mg/m2(体表面積)を1日1回10分又は1時間かけて点滴静注する。投与を2日間連日行い、19日間休薬する。これを1サイクルとして、最大6サイクル投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。

〈慢性リンパ性白血病〉
通常、成人には、ベンダムスチン塩酸塩として100mg/m2(体表面積)を1日1回10分又は1時間かけて点滴静注する。投与を2日間連日行い、26日間休薬する。これを1サイクルとして、投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。

〈腫瘍特異的T細胞輸注療法の前処置〉
再生医療等製品の用法及び用量又は使用方法に基づき使用する。

重大な副作用

骨髄抑制、 感染症、間質性肺疾患、腫瘍崩壊症候群、 重篤な皮膚症状、ショック、アナフィラキシー

参考リンク

https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4219405D1021

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