概要
一般名 | ロルラチニブ |
商品名 | ローブレナ |
治験薬コード | |
一般名英語表記 | Lorlatinib |
商品名英語表記 | Lorbrena |
種類 | 分子標的薬 |
種類 | ALKチロシンキナーゼ阻害薬 |
投与経路 | 内服 |
適応がん種 | ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌 |
特徴
がん細胞増殖の伝達因子となるチロシンキナーゼ(チロシンリン酸化酵素)の一つにALK(未分化リンパ腫キナーゼ)があります。ローブレナは、既存のALKチロシンキナーゼ阻害剤(クリゾチニブ、アレクチニブ及びセリチニブ)に対して耐性となるALK融合タンパクのチロシンキナーゼ活性を阻害することにより、腫瘍の増殖を抑制すると考えられています。 ALKチロシンキナーゼ阻害剤に抵抗性又は不耐容のALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌に用いられます。効能・効果
ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌用法及び用量
通常、成人にはロルラチニブとして1日1回100mgを経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。重大な副作用
間質性肺疾患、QT間隔延長、中枢神経系障害、膵炎、肝機能障害プレーン・ランゲージ・サマリー(PLS)※
進行性非小細胞肺がん患者を対象にロルラチニブとクリゾチニブを比較したCROWN試験の最新結果の出版物の分かりやすい言葉による要約プレーン・ランゲージ・サマリー:非小細胞肺がん患者を対象にロルラチニブとクリゾチニブを比較したCROWN試験の5年間の結果