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ファルモルビシン(エピルビシン)

[公開日] 2017.08.16[最終更新日] 2017.08.16

本ページは株式会社インテリムとオンコロで共同で作成しています。

概要

一般名 エピルビシン
商品名 ファルモルビシン
治験薬コード
一般名英語表記 epirubicin
商品名英語表記 Farmorubicin
種類 アントラサイクリン系 抗がん性抗生物質
種類
投与経路 注射
適応がん種 1.下記疾患の自覚的並びに他覚的症状の緩解急性白血病、悪性リンパ腫、乳癌、卵巣癌、胃癌、肝癌、尿路上皮癌(膀胱癌、腎盂・尿管腫瘍) 2.以下の悪性腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法乳癌(手術可能例における術前、あるいは術後化学療法)

特徴

ファルモルビシンはアントラサイクリン系の抗生物質として、ドキソルビシンよりも心臓障害の軽い薬を目指してドキソルビシンと分子構造を変えて開発された抗がん剤です DNAの間に入りこみ、その合成を阻害するとともに、酵素の働きを阻害して、がん細胞の増殖を阻止します。乳がんや卵巣がんなどの固形がんから、急性白血病や悪性リンパ腫などの血液のがんまで、幅広い適応を持った薬剤です。副作用としては強い骨髄抑制がみられます。

効能・効果

1.下記疾患の自覚的並びに他覚的症状の緩解、急性白血病、悪性リンパ腫、乳癌、卵巣癌、胃癌、肝癌、尿路上皮癌(膀胱癌、腎盂・尿管腫瘍) 2.以下の悪性腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法乳癌(手術可能例における術前、あるいは術後化学療法)

用法及び用量

1)悪性リンパ腫の場合 エピルビシン塩酸塩として40~60mg(力価)/m2(体表面積)を1日1回静脈内に投与し3~4週休薬する。これを1クールとし、通常3~4クール反復する。 2)乳癌、卵巣癌、胃癌、尿路上皮癌(膀胱癌、腎盂・尿管腫瘍)の場合エピルビシン塩酸塩として60mg(力価)/m2(体表面積)を1日1回静脈内に投与し3~4週休薬する。これを1クールとし、通常3~4クール反復する。 3)肝癌の場合 エピルビシン塩酸塩として60mg(力価)/m2(体表面積)を肝動脈内に挿入されたカテーテルより、1日1回肝動脈内に投与し3~4週休薬する。これを1クールとし、通常3~4クール反復する。 4)膀胱癌(表在性膀胱癌に限る)の場合 エピルビシン塩酸塩として60mg(力価)を1日1回3日間連日膀胱腔内に注入し4日間休薬する。これを1クールとし、通常2~4クール反復する。注入に際しては、ネラトンカテーテルで導尿し十分に膀胱腔内を空にした後、同カテーテルより注入し、1~2時間膀胱腔内に把持する。 5)乳癌(手術可能例における術前、あるいは術後化学療法)に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法の場合 シクロホスファミド水和物との併用において、標準的なエピルビシン塩酸塩の投与量及び投与方法は、エピルビシン塩酸塩として100 mg(力価)/m2(体表面積)を1日1回静脈内に投与後、20日間休薬する。これを1クールとし、通常4~6クール反復する。・シクロホスファミド水和物、フルオロウラシルとの併用において、標準的なエピルビシン塩酸塩の投与量及び投与方法は、エピルビシン塩酸塩として100mg(力価)/m2(体表面積)を1日1回静脈内に投与後、20日間休薬する。これを1クールとし、通常4~6クール反復する。なお、投与量は年齢、症状により適宜減量する。

重大な副作用

心筋障害、骨髄抑制、ショック、アナフィラキシー、間質性肺炎、萎縮膀胱、肝・胆道障害、胃潰瘍、十二指腸潰瘍

参考リンク

https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4235404A1
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