エプキンリ(エプコリタマブ)


  • [公開日]2023.12.01
  • [最終更新日]2023.12.27

概要

一般名 エプコリタマブ
商品名 エプキンリ
治験薬コード
一般名英語表記 EPCORITAMAB
商品名英語表記 EPKINLY
種類 二重特異性抗体製剤
投与経路 皮下注
適応がん種 再発又は難治性の大細胞型B細胞リンパ腫、再発又は難治性の濾胞性リンパ腫

特徴

エプキンリは、T細胞の細胞膜上に発現するCD3とB細胞性がん細胞の膜上に発現するCD20の両方に結合するヒト化二重特異性モノクローナル抗体です。
T細胞の増殖及び活性化を誘導し、CD20が発現しているがん細胞を攻撃すると考えられています。

効能・効果

・以下の再発又は難治性の大細胞型B細胞リンパ腫
 びまん性大細胞型B細胞リンパ腫
 高悪性度B細胞リンパ腫
 原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫
・再発又は難治性の濾胞性リンパ腫

用法及び用量

通常、成人にはエプコリタマブ(遺伝子組換え)として、28日間を1サイクルとして、1サイクル目は1日目に1回0.16mg、8日目に1回0.8mg、15日目及び22日目に1回48mgを皮下投与する。その後は1回48mgを、2及び3サイクル目は1、8、15、22日目、4から9サイクル目には1、15日目、10サイクル目以降は1日目に皮下投与する。

重大な副作用

サイトカイン放出症候群、免疫エフェクター細胞関連神経毒性症候群、感染症、血球減少、腫瘍崩壊症候群、進行性多巣性白質脳症

参考リンク

https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291469

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