概要
一般名 | エプコリタマブ |
商品名 | エプキンリ |
治験薬コード | |
一般名英語表記 | EPCORITAMAB |
商品名英語表記 | EPKINLY |
種類 | 二重特異性抗体製剤 |
投与経路 | 皮下注 |
適応がん種 | 再発又は難治性の大細胞型B細胞リンパ腫、再発又は難治性の濾胞性リンパ腫 |
特徴
エプキンリは、T細胞の細胞膜上に発現するCD3とB細胞性がん細胞の膜上に発現するCD20の両方に結合するヒト化二重特異性モノクローナル抗体です。
T細胞の増殖及び活性化を誘導し、CD20が発現しているがん細胞を攻撃すると考えられています。
効能・効果
・以下の再発又は難治性の大細胞型B細胞リンパ腫
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫
高悪性度B細胞リンパ腫
原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫
・再発又は難治性の濾胞性リンパ腫
用法及び用量
通常、成人にはエプコリタマブ(遺伝子組換え)として、28日間を1サイクルとして、1サイクル目は1日目に1回0.16mg、8日目に1回0.8mg、15日目及び22日目に1回48mgを皮下投与する。その後は1回48mgを、2及び3サイクル目は1、8、15、22日目、4から9サイクル目には1、15日目、10サイクル目以降は1日目に皮下投与する。
重大な副作用
サイトカイン放出症候群、免疫エフェクター細胞関連神経毒性症候群、感染症、血球減少、腫瘍崩壊症候群、進行性多巣性白質脳症
参考リンク
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291469
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