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株式会社インテリムとオンコロで共同で作成しています。
概要
一般名 |
エロツズマブ |
商品名 |
エムプリシティ |
治験薬コード |
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一般名英語表記 |
Elotuzumab |
商品名英語表記 |
Empliciti |
種類 |
分子標的薬 |
種類 |
抗SLAMF7抗体 |
投与経路 |
注射 |
適応がん種 |
多発性骨髄腫 |
特徴
エロツズマブはSLAMF7という細胞表面のタンパク質と結合する抗体薬です。SLAMF7は抗体を産生する形質細胞やNK(ナチュラルキラー)細胞で発現しています。多発性骨髄腫は形質細胞由来のがんであり、がん化してもSLAMF7を発現しています。エロツズマブが多発性骨髄腫細胞のSLAMF7と結合すると、抗体依存性細胞傷害(ADCC)活性により多発性骨髄腫細胞を破壊します。
また、エロツズマブがNK細胞のSLAMF7と結合すると、NK細胞を直接活性化するので、多発性骨髄腫細胞への攻撃がさらに促進されます。国内では、2016年9月28日に再発又は難治性の多発性骨髄腫の適応で、レナリドミド及びデキサメタゾンとの併用で承認されました。
効能・効果
再発又は難治性の多発性骨髄腫
用法及び用量
レナリドミド及びデキサメタゾンとの併用において,通常,成人にはエロツズマブ(遺伝子組換え)として1回10mg/kgを点滴静注する。28日間を1サイクルとし,最初の2サイクルは1週間間隔で4回(1,8,15,22日目),3サイクル以降は2週間間隔で2回(1,15日目)点滴静注する。
重大な副作用
Infusion reaction、感染症、リンパ球減少、間質性肺疾患
参考リンク
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291434D1020