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カボメティクス(カボザンチニブ)

[公開日] 2022.07.22[最終更新日] 2022.07.22

概要

一般名 カボザンチニブ
商品名 カボメティクス
治験薬コード XL184,BMS-907351
一般名英語表記 Cabozantinib
商品名英語表記 CABOMETYX
種類 キナーゼ阻害剤
投与経路 経口
適応がん種 根治切除不能又は転移性の腎細胞癌、がん化学療法後に増悪した切除不能な肝細胞癌

特徴

カボメティクスは、がん細胞の増殖・浸潤・転移に関わる複数の受容体型チロシンキナーゼ(VEGF・MET・AXL)を阻害する分子標的薬です。主に血管新生に関わるVEGF、細胞増殖に関わるMET、さらには薬剤耐性への関与も知られているAXL分子のシグナル伝達を遮断することによって、がんの増殖を抑制しています。

効能・効果

根治切除不能又は転移性の腎細胞癌 がん化学療法後に増悪した切除不能な肝細胞癌

用法及び用量

根治切除不能又は転移性の腎細胞癌: 通常、成人にはカボザンチニブとして1日1回60mgを空腹時に経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。 ニボルマブ(遺伝子組換え)と併用する場合は、通常、成人にはカボザンチニブとして1日1回40mgを空腹時に経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。 がん化学療法後に増悪した切除不能な肝細胞癌: 通常、成人にはカボザンチニブとして1日1回60mgを空腹時に経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。 根治切除不能又は転移性の腎細胞癌、がん化学療法後に増悪した切除不能な肝細胞癌: 通常、成人にはカボザンチニブとして1日1回60mgを空腹時に経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。

重大な副作用

消化管穿孔・瘻孔、出血、血栓塞栓症、高血圧、可逆性後白質脳症症候群

参考リンク

https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291064
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