ベスレミ(ロペグインターフェロン アルファ-2b)


  • [公開日]2023.07.01
  • [最終更新日]2023.11.28

概要

一般名 ロペグインターフェロン アルファ-2b
商品名 ベスレミ
治験薬コード
一般名英語表記 ropeginterferon-alfa-2b
商品名英語表記 BESREMI
種類 抗悪性腫瘍剤/ロペグインターフェロンα-2b製剤
投与経路 皮下注
適応がん種 真性多血症(既存治療が効果不十分又は不適当な場合に限る)

特徴

インターフェロンアルファ(IFNα)は、膜貫通型IFNα受容体に結合することで細胞作用を発揮し、抗増殖作用、アポトーシス促進作用、抗血管新生作用および免疫調節作用などを介して抗腫瘍作用を示します。ベスレミは、モノペグ化インターフェロン誘導体であり、体内における分解が抑制され、半減期の延長と長時間にわたる効果の持続が期待されています。

効能・効果

真性多血症(既存治療が効果不十分又は不適当な場合に限る)

用法及び用量

通常、成人には、ロペグインターフェロン アルファ-2b (遺伝子組換え)(インターフェロン アルファ-2b(遺伝子 組換え)として)1回100μg(他の細胞減少療法薬を投与中 の場合は50μg)を開始用量とし、2週に1回皮下投与する。 患者の状態により適宜増減するが、増量は50μgずつ行い、 1回500μgを超えないこと。

重大な副作用

抑うつ・うつ病、自殺企図、躁状態、攻撃的行動、意識障害、失神、見当識障害、痙攣、昏睡、せん妄、錯乱、幻覚、認知症様症状(特に高齢者)、甲状腺機能障害、糖尿病、新蔵相愛、間質性肺炎、眼障害、肝機能障害、急性腎障害、皮膚障害、感染症、消化管障害、骨髄抑制、出血、血栓塞栓症自己免疫疾患、溶血性尿毒症症候群、過敏症

参考リンク

https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291467

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