本ページは株式会社インテリムとオンコロで共同で作成しています。

概要

一般名 ベバシズマブ
商品名 アバスチン
治験薬コード
一般名英語表記 Bevacizumab
商品名英語表記 AVASTIN
種類 分子標的薬
種類 血管新生阻害薬
抗VEGF抗体
投与経路 注射
適応がん種 結腸・直腸癌
非小細胞肺癌
卵巣癌
子宮頸癌
悪性神経膠腫

特徴

アバスチンは抗VEGF抗体という血管新生阻害薬の一種であり、がんに栄養を送る血管をできなくすることで抗腫瘍作用を発揮する薬剤です。がんが増殖する際に酸素や栄養が不足するので、血管を新たに作ろうとするためにVEGF(血管上皮増殖因子)という物質を分泌しますが、アービタックスはこのVEGFと結合し血管を作るシグナルの伝達を阻害します。その結果がんは栄養不足となり増殖することができなくなります。

2017年2月現在、治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌、扁平上皮癌を除く切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌、卵巣癌、、進行又は再発の子宮頸癌 、手術不能又は再発乳癌、悪性神経膠腫に適応があります。

効能・効果

治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌
扁平上皮癌を除く切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌
卵巣癌
進行又は再発の子宮頸癌
悪性神経膠腫

用法及び用量

1)治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌
他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人にはベバシズマブ(遺伝子組換え)として 1回5mg/kg(体重)又は10mg/kg(体重)を点滴静脈内注射する。投与間隔は 2 週間以上とする。1回7.5mg/kg(体重)を点滴静脈内注射した際の投与間隔は3週間以上とする。

2)非小細胞肺癌、卵巣癌、子宮頸癌
他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人にはベバシズマブ(遺伝子組換え)として 1回15mg/kg(体重)を点滴静脈内注射する。投与間隔は3 週間以上とする。

3)手術不能又は再発乳癌
パクリタキセルとの併用において、通常、成人にはベバシズマブ(遺伝子組換え)として 1 回10mg/kg(体重)を点滴静脈内注射する。投与間隔は2 週間以上とする

4)悪性神経膠腫
通常、成人にはベバシズマブ(遺伝子組換え)として 1 回10mg/kg(体重)を2週間間隔又は1回15mg/kg(体重)を3週間間隔で点滴静脈内注射する。なお、患者の状態により投与間隔は適宜延長すること。

重大な副作用

アナフィラキシー、消化管穿孔、瘻孔、創傷治癒遅延、出血、消化管出血、肺出血、脳出血、鼻出血、歯肉出血、腟出血、血栓塞栓症、一過性脳虚血、発作、心筋梗塞、狭心症、脳虚血、脳梗塞、肺塞栓症、高血圧性脳症、高血圧性クリーゼ、可逆性後白質脳症症候群、ネフローゼ症候群、骨髄抑制、汎血球減少症、好中球減少、白血球減少、貧血、血小板減少、敗血症、壊死性筋膜炎、うっ血性心不全間質性肺炎、血栓性微小血管症、血栓性血小板減少性紫斑病、血性尿毒症症候群

参考リンク

https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291413A1


人気記事