ホルモン受容体陽性/陰性乳がん


  • [公開日]2016.12.22
  • [最終更新日]2017.10.12

ホルモン受容体陽性/陰性乳がんとは、エストロゲン(ER)やプロゲステロン(PgR)など特定のホルモンに対する受容体がある乳がん「陽性」か、受容体が極めて少ない乳がん「陰性」かを表しています。

乳がんの治療では病理検査でがん細胞が持つタンパク質を調べます。エストロゲン(ER)やプロゲステロン(PgR)に対する受容体の発現状況と、HER2というタンパク質の受容体の発現状況の違いで、5つのタイプに分け治療法を選択しています。

乳がんの5つのタイプには①ルミナルAタイプ(ER受容体陽性・PgR受容体陽性・HER2陰性)②ルミナルBタイプ(ER受容体陽性・PgR受容体弱陽性または陰性・HER2陰性)③ルミナルBタイプ(ER受容体陽性・PgR受容体陽性または陰性・HER2陽性)④HER2タイプ(ER受容体陰性・PgR受容体陰性・HER2陽性)⑤トリプルネガティブ(ER受容体陰性・PgR受容体陰性・HER2陰性)があります。

作成:株式会社インテリム
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