【オンコロ】腎がん一覧
LINEで送る
Pocket

2016年3月26日現在に、日本で実施中の腎がんの臨床試験一覧です。
Clinical trials.govにて「renal cell cancer」または「renal pelvis cancer」と検索したときに該当したものを掲載しています。

腎細胞がん

免疫チェックポイント阻害薬

■進行腎細胞がん アテゾリズマブ+アバスチンの第3相臨床試験
薬剤の特徴:抗PD-L1抗体アテゾリズマブ;MPDL3280A、抗VEGF抗体ベバシズマブ(アバスチン)
対象:淡明細胞型及び/又は肉腫様型腎細胞がん、未治療
治療:「アテゾリズマブ+アバスチン」
治験実施者:中外製薬株式会社

■進行腎細胞がん アベルマブ+インライタの第1相臨床試験
薬剤の特徴:抗PD-L1抗体アベルマブ、VEGFRチロシンキナーゼ阻害薬インライタ(アキシチニブ)
対象:淡明細胞型腎細胞がん、未治療
治療:「アベルマブ+インライタ」
治験実施者:ファイザー株式会社

チロシンキナーゼ阻害薬
■手術後の腎細胞がんのインライタの第3相臨床試験
薬剤の特徴:VEGFRチロシンキナーゼ阻害薬
対象:淡明細胞型腎細胞がん、術後補助化学療法
治療:「インライタ」
Sponsor:SFJ Pharmaceuticals, Inc

腎盂がん

■尿路上皮がん(膀胱、尿道、尿管、または腎盂)のサイラムザ+タキソテールの第3相臨床試験(オンコロ掲載準備中)
gov:NCT02426125
薬剤の特徴:抗VEGFR2抗体ラムシルマブ(サイラムザ)、ドセタキセル(タキソテール)
対象:尿路上皮がん(膀胱がん、尿道がん、尿管がん、腎盂がん)、
治療:「サイラムザ+タキソテール」
Sponsor:Eli Lilly and Company

腎がんの種類

◆腎細胞がん
尿を作る腎臓(腎細胞)にできるがんとなり、腎がん全体の約80%を占めます。一般的に腎がんと呼ぶときは、腎細胞がんのことを指す。
・淡明細胞型腎細胞がん
腎細胞がんの中でももっとも多いタイプで、全体の7~8割程度。
・多房嚢胞性腎細胞がん
多数の小さな嚢胞からできているタイプで、基本的に良性のものが多い。
・乳頭状腎細胞がん
全体の1~2割を占め、がん細胞の形によってタイプ1(予後良好)とタイプ2(予後不良)に分かれる。
淡明細胞から構成されているものもあり、その場合は淡明細胞型に分類される。
・嫌色素性腎細胞がん
腎がんのおよそ5パーセントを占めるタイプで、正常細胞との境界がはっきりとしている点が特徴。予後は比較的良好。
・その他
「集合管がん(ベリニ管がん)」や「紡錘細胞がん(肉腫様がん)」などの、まれなタイプも存在します。いずれも予後不良。

◆腎盂がん
尿を通る腎盂にできるがんのことをいいます。腎盂がんは尿路上皮がんの1種。

記事:可知 健太

LINEで送る
Pocket