
オンコロLINEの友だちを対象に、がん患者さんやご家族の方などのご意見・お考えを共有したり、がんについて学べる1問クエスチョンのオンコロ・ワンクエスチョン! その結果と解説をがん情報サイト「オンコロ」にて公開しています!
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オンコロ・ワンクエスチョンの一覧
質問
「治療や手術後の見た目の変化をカバーする補助アイテムに興味はありますか?」
結果・解説

がんの治療中や治療後に、脱毛やお肌の変化、手術による傷あとなど、これまでと違うご自身の「見た目」に戸惑いや不安を感じるがん患者さんは少なくありません。こうした外見の変化へのケアは「アピアランスケア」とも呼ばれ、つらい気持ちを和らげ、自分らしさを保ち、QOL(生活の質)を維持するためにも大切なことと考えられています。
今回のオンコロ・ワンクエスチョンでは、このようなアピアランスケアに関する補助アイテムに「興味がある」とご回答された方が約7割いらっしゃいました。
がん治療に伴う様々な見た目の変化に対して、少しでも心地よく、前向きな気持ちで日々を過ごすための一助となるようなサポートアイテムや工夫についてご紹介します。がん患者さんご自身はもちろん、支えるご家族の方にとっても、ヒントが見つかれば幸いです。
アピアランスケアのための補助アイテムにはどのようなものがあるの?
がん治療や手術の影響で起こる「見た目の変化」に対してアプローチできる補助アイテムの種類は、近年増えています。
副作用による脱毛に対してウィッグを使用するアピアランスケアは多くの方がご存じかと思いますが、そのほかにも下記のような見た目の変化に対する補助アイテムなどが開発・使用されています。
①脱毛(髪、眉毛、まつ毛)に対するアイテム
・医療用ウィッグ
・帽子、スカーフ、バンダナ
・眉毛、まつ毛のケアとして、アイブロウペンシル/パウダー、つけまつ毛、アートメイクなど
②お肌や爪の変化に対するアイテム
・スキンケア
・メイク(カバーメイク)
・ネイルケア
③手術のあとや体の変化に対するアイテム
・補正下着、専用下着(ストーマを収納・固定できる下着も含む)
・人工乳房(乳房再建時に使用)
・弾性ストッキング、弾性スリーブ
実際どのくらい使用されているの?
オンコロ・ワンクエスチョンの参加者に、実際に使用されている補助アイテムをお伺いしました。罹患がん種によって、使用されるアイテムは異なりますが、多くの方が補助アイテムを使用されていることが分かりました。
相談先・購入先のご案内
■相談先
がん相談支援センターなどの相談室でアピアランスケアに関する情報提供をお願いすることもできます。
また、治療内容によっては、使用する補助アイテムに気を付けなければいけないこともありますので、使用を検討される際には、使用しても問題ないか主治医にご相談いただければ幸いです。
■購入先
病院内の売店や専門サロンから、メーカーのウェブサイトやカタログなどでも購入できます。
実際に手に取って確認するのが一番ですが、お住まいの地域によっては近隣の店舗で取り扱いがない場合もあります。その際には、最近はネットでの販売がされることもありますので、オンラインショップなどをご活用ください。
ご案内
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