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「がんの治療の選択肢として『臨床試験(治験)』を知るのはどのタイミングがいいですか?」オンコロ・ワンクエスチョンvol.6

[公開日] 2024.01.10[最終更新日] 2024.10.24

オンコロLINEの友だちを対象に、がんに関する疑問やお悩みにお答えするオンコロ・ワンクエスチョン!設問によってLINEのお友だちの方々のご意見もお伺いします!

質問

「がんの治療の選択肢として『臨床試験(治験)』を知るのはどのタイミングがいいですか?」

結果・解説

がんの臨床試験(治験)は、治療の選択肢が他になくなってから実施するものと思われがちですが、そうではないケースで実施している臨床試験も多くあります。 実際に、臨床試験では正確に治療効果を測るためにも、様々な条件が付けられるのですが、一次治療を終えた方や手術を受けられていない方などを条件とするケースもあります。 また、抗がん剤などのお薬の臨床試験だけでなく、周術期(手術前後)で行うものも多くあります。 このように、治療を開始しているかまだしていないかや、どんな治療をしたかが治験の参加条件になることも多いのです。 そのため、治療を開始する前に臨床試験(治験)という選択肢を知っておくことは、結果的に参加せずとも、後悔のない治療選択をするうえで大切になってきます。 今回のオンコロ・ワン・クエスチョンでも多数の方にご回答いただいたように、診断時に臨床試験も治療の選択肢にあることを知っていただければと思います。

ご案内

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