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「お薬手帳をどのように使われていますか?」オンコロ・ワンクエスチョンvol.32

オンコロLINEの友だちを対象に、がん患者さんやご家族の方などのご意見・お考えを共有したり、がんについて学べる1問クエスチョンのオンコロ・ワンクエスチョン!
その結果と解説をがん情報サイト「オンコロ」にて公開しています!
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質問

「お薬手帳をどのように使われていますか?」

結果・解説


病院や薬局に行かれる際にお薬手帳を持参される機会は多いかと思います。
また、もし持参していなくとも「お薬手帳をつくられますか?」と、確認された経験がある方もいらっしゃるのではないかと思います。
お薬手帳には、薬の服用履歴や既往歴、処方箋を発行した医療機関、調剤した薬局など、お薬の処方に関連する情報がまとめられています。

特にがん治療では、薬剤師が支持療法の内容を理解するためや抗がん剤との併用可否を判断するために活用されます。

そして、実際にオンコロ・ワンクエスチョンの回答者の中にも、副作用などの症状を記載したり、体調の管理に使われている方もいらっしゃるように、お薬手帳はお薬の記録だけでなく、気になったことなどのメモ帳としてもご活用いただけます。
例えば、服用した際に出てきた症状や、医療スタッフからのアドバイス、検査の記録などの記載が可能です。

なお、薬局にて渡されるお薬手帳を使用されることが多いかと思いますが、実はご自身が管理しやすいものであればなんでも大丈夫です。
がん治療を受ける際に、専用のノートなどをもらえることもありますので、そういったものを活用いただくことも可能です。

お薬手帳など治療状況を記録しているものは、日常だけでなく災害時などにも、医療関係者に治療内容を正確に伝えるためにとても大切になります。
また、薬局から購入していない市販薬やサプリメント、健康食品についても記録することで、思わぬ悪い組み合わせになることが避けられることもあります。
そのため、できるだけ1つにまとめて、治療や療養に役立てていただければ幸いです。

最後に、災害時や外出時に紙の冊子を持っていないことも想定されます。
その場合は、最近はアプリなどの電子タイプのお薬手帳がありますので、ぜひご活用ください。

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