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「がん治療・入院中の『差し入れ』で嬉しかった/喜んでもらえたものを教えてください」オンコロ・ワンクエスチョンvol.126

[公開日] 2026.06.12[最終更新日] 2026.06.12

オンコロLINEの友だちを対象に、がん患者さんやご家族の方などのご意見・お考えを共有したり、がんについて学べる1問クエスチョンのオンコロ・ワンクエスチョン! その結果と解説をがん情報サイト「オンコロ」にて公開しています! ▼オンコロ・ワンクエスチョンの一覧 友だち追加

質問

「がん治療・入院中の『差し入れ』で嬉しかった/喜んでもらえたものを教えてください

結果・解説

がんの治療や入院中、大切な人へ「何か力になりたい」「少しでも快適に過ごしてほしい」と思ったとき、どんなものを差し入れすれば喜んでもらえるか、迷ってしまうことはありませんか? 贈る側は「体調に障るものは避けたいけれど、何が必要なんだろう」と悩み、受け取る側も「気を遣わせたくないけれど、これがあると本当に助かる」という本音もあるでしょう。相手を大切に想うからこそ、差し入れの品選びに迷ってしまうのは自然なことです。 そこで今回、がん患者さんや経験者の方々、そしてそのご家族やご友人、職場の仲間に、「がん治療・入院中の『差し入れ』で嬉しかった/喜んでもらえたもの」というテーマでアンケートを実施しました。品物に込められた優しさや、当事者だからこそ分かる実用性や心の機微を感じていただけるよう、お寄せいただいた「生の声」を、内容を損なわない範囲で表記を整えながらご紹介します。 ※読者のみなさまへ※ がんの種類や治療法、その時々の体調や病状によって、嬉しかったと感じる差し入れや、実際に使えるものは人それぞれ異なります(味覚の変化や食事制限、病院の持ち込みルールなどもあります)。今回のアンケートに寄せられたお声は、あくまで「ある個人の体験談・感想」ではありますが、お互いを思いやるための温かいヒントがたくさん詰まっています。「こんなものが役に立つんだな」「こういう選び方もあるんだな」と、大切な方へのサポートの参考のひとつとして読んでいただければ幸いです。

がん患者さん・がん経験者の方からのエピソード

治療や入院を経験された方々が、実際に周囲から受け取って「嬉しかった」「本当に助かった」と感じた差し入れのエピソードをご紹介します。 副作用による味覚障害や食欲不振を気遣った食べ物、長い入院生活を退屈せずに過ごすための便利グッズ、そして何より「自分のために選んでくれた」という気持ちや、添えられた温かいメッセージに救われたという声が多く寄せられました。 1. 2020年、2021年とコロナ禍にそれぞれひと月程の入院を経験して、パズル雑誌やテレビカードの差し入れなど何でも嬉しかったですが、中でもレターセットと切手を頂きベッド上で手紙を書いて過ごせたことが良かったです。LINEや電話は多床室では周りを気にしてゆっくり出来なかったですが手紙は相手を想い必ず再会したい気持ちになれて嬉しかったです。 2. 「投与中の薬についてアジア人でも効果がみられた」など朗報となる最新情報を知らせてくれたこと。事前に「何かほしい物はないか?」と聞いてくれたこと。給食が食べられるようふりかけとサプライズで「焼肉のタレ」を届けてくれたこと。 3. 1口サイズにカットしてくれたスイカがとても嬉しかった。同室になって仲良くなった子が、ご飯食べられなくて泣いてる私のために、家族にお願いして差し入れてくれました。水分がしっかりあり優しい甘さのスイカを食べれた時に、同室の子と一緒に泣きました。 4. 自分のために選んでもらえる物は何でも嬉しかった。食べ物をもらって食べられない時でも、その気持ちが嬉しかった。それは少しでも食べようという気持ちにさせてもらえた。手術が冬場だったので、帰宅後に暖まれる入浴剤。すぐ使えるレッグウォーマー。その場で食べられるドーナツは子どもが面会に来た時、喜んでいたので嬉しかった。食べやすいゼリー。日持ちのする元々の好物も、食べられるようになってからの楽しみだった。 5. 友人に小麦粉粘土を持ってきてと頼んだ時、カラフルな小麦粉粘土と一緒にお手拭きタオルを持ってきてくれた。面会に来た娘と小さなお雛様お内裏様を大量生産した。退院したとき勤め先の薬局でじゃんけん挑戦にて来局の子どもが勝ったら好きなペアを選んで持って帰って貰った。一度負けた子が次の日また再挑戦にやって来たのも嬉しかった。 6. 手術後に入浴ができない期間、友人から携帯用シートになっているシャンプーを差し入れてくれました。ベッドの上でも使えてとても、助かりました。お見舞いに行くよー。のLINE時に、必ず欲しい物はない?何でも買っていくよ!遠慮ご無用!の、一言。とても、嬉しく思いました。 7. タオル、冷たいレトルトスープ、果物のすりおろしパック。副作用で何も食べられないとグッタリしていた時に、器に移すだけで食べられて大変助かりました。 8. 充電に使用する延長コード、ふりかけ、ペットボトルのお茶(自分で買いに行けない、院内で買うと高額のため)、スポーツ新聞 9. 本、雑誌、お守り、のり、美味しいふりかけ 10. 冷蔵庫電源も兼ねるTVカード、TVも見ながらだとカード一枚じゃ2日持たないから。水、普段は2L大きいのだが術後飲みやすい軽い500mlペットボトル。 11. 卵巣がんサバイバーから「脱毛大変だよね、治療頑張って」と譲り受けたカシミヤの帽子。入院中に友人がお見舞いに差し入れてくれた老舗名店の紅茶ティーパック。 12. Wi-Fi 13. スマホ充電ケーブル 14. 長めのスマホ充電ケーブル 15. TVカード、病院のテレビを見るカード 16. 息子が、「抗がん剤で横になってる時間が増えるだろうから」とFire TV Stickを取り付けてくれました。テレビ画面でドラマやYouTube等を観ることができ、とてもありがたかったです。 17. JALのスープ、オーガニックティー、台湾のお豆腐 18. あっさりしたゼリーや、しろごはんにかけるふりかけ 19. イチゴ 20. お味噌汁に足すための乾燥野菜 21. キャンディ 22. コーヒー(豆挽き) 23. スイーツ 24. ステージ4の中咽頭がんで摘出手術後は固形物が食べられないとき、ヨーグルトとプリンを家族が持ってきてくれた。 25. ゼリー、水などの飲み物、おにぎり(病院食はほとんど食べられなかったがコンビニのおにぎりは食べられた) 26. ドライフルーツや、干し梅 27. ふりかけと梅干し。抗がん剤で味覚障害になったので、濃い目の食べ物補助が助かった。 28. ペットボトルのお水です。手術して自分で自販機などに買いに行けない時に、娘がお水を頻繁に重いのに文句も言わず持って来てくれました。とても感謝しています。 29. みかん、柿などのフルーツ 30. ルイボスティーなどの飲み物のティーパック 31. 咽頭がんで飲み込みが悪くなったので、プリンやゼリーは助かりました。 32. ヨーグルト、素麺 33. マクドナルドのバーガーやポテトです。味気ない病院食に食が進まなくなっていたので、ジャンキーなものが嬉しかった。 34. 果物、いちご 35. 果物のゼリー、カット果物、プリザーブドフラワー 36. 甘いもの 37. 個包装のゼリーは、抗がん剤治療中に食べられない時には助かりました! 38. 個包装のゼリーは、歩き禁止の私にはありがたかった。冷蔵庫を開けるのが楽しみだった。 39. 個包装の果物が入ったゼリーが嬉しかったです。カラフルで目も楽しませてくれました。他には、低塩で美味しい塩昆布も重宝しました。私が低血圧であることを知っている方からの差し入れでした。 40. 個包装の甘いおやつ(グミやチョコなどなど)入院中小腹がすいた時に食べてました。姉からの差し入れです! 41. 喉ごしの良いもの。また、食べたいもの、食べられるものがその時々によって結構変わるので、こちらの要望を聞いて準備してくれることがいつもありがたかった。 42. 抗がん剤治療で食欲が落ちて体重落ちすぎてほとんど食べられなかったときに、家族や同じがん経験した友達から匂いがあんまりしないゼリーとかウイダーinゼリーとか飲み込みやすいものを差し入れしてもらったこと。そのおかげで頑張れた。 43. 妻からの味の濃い目の手料理 44. 使い捨ての容器に入った切ってあるスイカ 45. 自販機とコンビニで買う飲み物が高い為 毎日バカにならないのでドリンクの差し入れが ありがたかった。 46. 食べやすい個包装のゼリー 47. 食欲低下が出て来た時に少しでも食事が進む様にふりかけ、三升漬け等の差し入れは嬉しかった。 48. 入院中には味覚障害等もありましたが、飲みやすかった果物のジュースや食べられる故郷のお菓子等。退院後は開腹だった上体力が無く、米や水等の重たい物を送ってくれたり買って来てくれたのは、とても有難かったです。 49. 美味しいお茶のティーバッグ、いただいて嬉しかったもののひとつです。日本茶、紅茶、ノンカフェインのハーブティーなど、時間帯や気分によって飲むお茶を選べるのも嬉しかったです。 50. 氷 51. 病院食が食べられなくなり、味覚も変わり、コンビニの肉まんを持ってきてもらった。あと甘いものプリンやゼリーがおいしかった。 52. 友人からの家族への手作りの夕飯の差し入れ。自分の食べたいものは家族に買ってきてもらったもので十分だったけど、家族は出来合いのものばかり食べていたら身体の調子が悪くなるので。 53. 帽子 54. 脱毛の話をしたら可愛い帽子を送ってくれた。 55. 食べ物制限ありでしたので、着替えの不足分。 56. 手編みの薄く軽いショール。体温調節に役立った。 57. 手作りの毛糸の帽子。脱毛が気にならないように深めに作ってくれてあって、頭も心も温まった! 58. パジャマ、部屋着 59. Tシャツ。サイズと好みは違っていましたが、とりあえず着る服が増えたことはありがたかったです。 60. 本、雑誌、DVDなど 61. 入院期間が長く、経口での摂取が難しい時期があったので、ベッド上で読める本(文字少なめ)の差し入れ 62. 乳がん手術のための入院で、本を差し入れてくれたのが嬉しかったです。 63. 「お返し不要」の一言を添えた現金 64. 置き時計です。点滴中、シャワーの時間などスマホで時間を確認するよりか、楽でした。 65. 大好きなキャラクター物。仕事復帰後に使えました。今でも使ってます。 66. 扇子。初めて入院で季節は秋っぽいんだけど病室が蒸し暑かった。 67. 細々したものを入れておける好きなキャラクターの小さな籠 68. クリスマスカードに一言そえて部屋に飾れて気分転換になり良かった。面会出来なかったので、うれしかったです。 69. クリスマス前の入院の時、サンタ姿の妖精の飾りをいただいた。 70. スマホで読むことができるおすすめの本を3000円分のギフトとして贈ってくれました。それと差し入れとしてホットアイマスク、足首用のレッグウォーマー等嬉しかったです。 71. 友人が会社の帰りにほぼ毎日手紙を受付に預けてくれました。コロナ禍で家族とも会えない入院生活。「今、届けた。また明日」とLINEをくれて病室の窓から駐車場の彼女の車を探すのが唯一明るい気持ちになれる時間でした。 72. 孫からの励ましの手紙 73. 職場の寄せ書き 74. 子供達からのメール 75. 家族からの励ましのメッセージの付箋を貰ったこと。 76. 近況報告や心配のLINEメッセージの後に【返信不要です】と記入してくれていたら、副作用が落ち着いてからゆっくり返信出来たので良かった。御守や御札は、体調不良で現地まで行けなかったから嬉しかった。 77. 季節のカード。お守り。 78. 御守り 気持ちがうれしかった。 79. マスク 80. 汗拭きウェットティッシュ 81. 顔の朝パック 顔を洗ったりクリームが面倒でもパックするだけで世話なくて良かった。さっぱりと気持ち良かった。 82. よく眠れるようにとホットアイマスクをいただきました。 83. 美容マスク 84. 肌が荒れるという話をしたところ、保湿剤を差し入れてもらえて、嬉しかった。 85. 差し入れよりも会いにきてくれることが嬉しかったです。 86. 差し入れより家族が毎日顔を見に来てくれたのが1番嬉しかったです。

ご家族の方からのエピソード

一番身近で支えるご家族だからこそ、本人の体調や好みの変化、病院のルールを細かく把握した上での、実用的な差し入れが多く見られます。 本人が少しでも笑顔になれる好物や、入院生活を快適にするための工夫、さらには看病や付き添いをしている「ご家族自身」を気遣ってもらって救われたエピソードなどをご紹介します。 1. ドラ焼き。食べやすい。 2. ぬいぐるみ(ドラえもん、ミャクミャク、エルモ) 3. プリンやゼリーなどの口当たりの良い食べ物、うな丼、焼きそばパンなどの味がしっかりした食べ物を差し入れると喜んでくれました。あとは暇つぶしのための文庫本を頼まれることもありました。 4. 家族向けの手作りお弁当 5. 抗がん剤治療で、頭髪が抜けるため、普段使いの被り物(特に肌触りが良くて洗える素材)が喜ばれました。 6. 子どもの付き添い入院をしていた私に、家庭のおかずを時々差し入れてくれたこと。付き添い者の食事はひどいものになってしまうので、時折のその差し入れがとても嬉しかった。 7. 書籍 8. 入院した病院は、飲料(水・食事中のお茶等)全て自分で用意しなくてはいけないのと、入院していた病棟の階の自動販売機では温かい物はお茶しかなく、他階への移動は禁止されていたため、デイルームの電子レンジを使い、耐熱ガラスのティーポット・保温出来るマグボトル・お茶パックやインスタントコーヒー等を持って行きました。少しはリラックスタイムができたようです。 9. 疲れの取れるシートやマウスウォッシュ 10. 付き添い中の自分への車のお迎え 11. 毎日面会時間ギリギリまで病室にいて夕食を食べる余裕が気持ち的にも体力的にもなかった時に、姉妹からの夕食の差し入れは本当に緊張が解けてありがたかった。泣きながら食べた日もあった。

友人・知人・職場の方とのエピソード

「力になりたいけれど、何を贈れば負担にならないだろう」。そんな優しい葛藤の中で、ご友人や職場の仲間が、相手の負担を減らすよう工夫を凝らして届けた差し入れの数々です。 「お返し不要」の一言を添えたり、その場でサッと消費できるものや暇つぶしになるものを選んだりと、大切な人をそっと支えるための温かい気遣いが集まりました。 1. 末期でゼリーくらいしか食べられない状態だったが「素麺が食べたい」と言われたので麺つゆを寒天にして一口サイズで届けた。キュウリやミョウガのすりおろしもほんの少し香り付け程度に入れた。 2. DVD複数枚とポータブルプレイヤー。返却も全く急がなくてよいと伝えた。 3. お見舞い、現金 4. クロスワードなどの雑誌と文房具 5. スイカを一口サイズに切ってほんの5~6切れ、その場で食べ切れるくらいだけ渡した。 6. メッセージはかならず。ウェットシート 7. 強い抗がん剤を打つということだったので、口当たりのよい飲むゼリーや1口で食べられるゼリーを数種類差し入れました。後日「ありがたく使わせてもらったよ」とメールいただきました。 8. 食べたい物・食べられる物をリクエストしてもらった。勿論、お返しは無しで!と。 9. 同じく肺がん治療中の友達には物だけでなく情報と、必ず笑えるメッセージをつけたこと。 10. 本人希望によりケーキとタルト。有名店のものを差し入れ、喜んでいただいた。タルトは日持ちするもの。毎日、少しずつ食べられるようにした。髪が抜けたので、頭皮に良い育毛効果もある化粧水のようなもの。自分も使っていい製品なので。

差し入れを検討する際におさえておきたい「3つのポイント」

今回のアンケートでは、「嬉しかったもの」がたくさん寄せられた一方で、「コロナ禍で面会も差し入れもNGだった」「自分で動けるので不要だった、逆に困ることもある」というリアルなお声もありました。大切な方へ差し入れを検討する際は、自己判断で贈る前に、以下の3つのポイントをぜひ意識してみてください。 1. 病院のルールを必ず確認する 感染症対策による面会・差し入れの制限だけでなく、病院によっては「生花の持ち込み禁止」「生ものの持ち込み制限」など、衛生面での厳しい決まりがある場合があります。事前に本人やご家族を通じて、病院のルールを確認しておくと安心です。 2. 事前に「今、必要なもの」を聞いてみる アンケートにも「事前に欲しいものを聞いてくれて嬉しかった」という声があったように、治療の段階や体調によって欲しいものは刻々と変わります。「何か必要なものはある?」「持っていって困るものはある?」と一言確認する優しさが、お互いの負担を減らします。 3. 「お返し不要」の配慮を添える 体調が優れないときや、副作用が重いときは、お礼のLINEを送ることすら負担になってしまう場合があります。「返信は気にしないでね」「お返しは一切不要だからね」といった一言を添えるだけで、受け取る側の心の負担が和らぐこともあります。

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