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「がんクイズ:放射線治療の正しい説明はどれでしょうか?」オンコロ・ワンクエスチョンvol.117

[公開日] 2026.04.02[最終更新日] 2026.04.02

オンコロLINEの友だちを対象に、がん患者さんやご家族の方などのご意見・お考えを共有したり、がんについて学べる1問クエスチョンのオンコロ・ワンクエスチョン! その結果と解説をがん情報サイト「オンコロ」にて公開しています! ▼オンコロ・ワンクエスチョンの一覧 友だち追加

質問

「がんクイズ:放射線治療の正しい説明はどれでしょうか?

結果・解説

今回のオンコロ・ワンクエスチョンでは、がんの放射線治療をテーマにクイズを実施しました。放射線治療は、がん種や進行度によって「第一選択(最も推奨される治療)」となることも多い、非常に一般的な治療法です。 三大療法(手術・薬物療法・放射線治療)の一つとして名前は知っていても、具体的にどのようなものか、副作用はどうなのか、不安や疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。 そのような放射線治療について、今回のオンコロ・ワンクエスチョンでは間違いやすいポイントをまとめました。

クイズの正解

今回のクイズでは「放射線治療の正しい説明はどれでしょうか?」というテーマに対し、選択肢の中から正しいと思う放射線治療の説明を選んでいただきました。 正解は下記になります。回答者の多くが正解を選択されていましたが、「副作用は当てた場所だけに起こる」という選択肢については迷われた方もいらっしゃったのではないでしょうか。記事後半では、選択肢ごとに放射線治療の解説をご紹介しますので、ぜひご覧ください。 ( ✕ )治療直後の体からは放射線が出ている ( ✕ )体のマーカーが消えそうなら自分で書き足す ( 〇 )副作用は当てた場所だけに起こる ( 〇 )汗や排泄物は普通に処理してよい ( 〇 )数年後に初めて現れる副作用がある ( ✕ )治療中の「だるさ」は気のせいである ( ✕ )照射部位は石鹸を使わず水だけで洗うべき

クイズの解説

それぞれの選択肢について解説します。 1.治療直後の体からは放射線が出ている( ✕ ) リニアック(外部照射)は、体に放射線を「通す」だけなので、治療室を出た瞬間、体から放射線が出ることはありません。通常の外部照射では、乳幼児や妊婦さんとの接触を避ける必要はありません。 ライトの光を浴びるのと同じで、スイッチを切れば(照射が終われば)光が残ることはない、という原理です。 2.体のマーカーが消えそうなら自分で書き足す( ✕ ) 放射線治療はミリ単位の精度で行うため、マーカーのわずかなズレが治療効果に大きく影響します。もし薄くなってきても、自分の判断で書き足すと本来の設計図とズレてしまう恐れがあります。 放射線治療中は、保湿剤を使用することもあり、消えてしまいそうなときもあるでしょう。消えそうなときは、決して自分で書かずに、必ず放射線技師に伝えて専門のペンで正しく修正してもらってください。 3.副作用は当てた場所だけに起こる( 〇 ) 全身を巡る抗がん剤とは異なり、放射線は「当たった場所」にのみ作用する局所療法です。そのため、皮膚炎や粘膜の炎症といった身体的な副作用が出る場所は、基本的に照射部位のみとなります。 ※ただし、後述する「だるさ」などの全身倦怠感は例外的に起こることがあります。 喉の治療で髪が抜けたり、お腹の治療で口内炎ができたりすることは基本的にありません。 症状が出る場所が予測しやすいため、照射部位に合わせたケア(保湿など)を重点的に行うことが、重症化を防ぐコツになります。 4.汗や排泄物は普通に処理してよい( 〇 ) 体内に放射性物質を注入する特殊な治療とは異なり、外部照射では汗や尿、便などが放射能を帯びることはありません。トイレを別にしたり、洗濯物を分けたりする必要はありません。 周囲への被ばくを心配せず、いつも通り家族と同じ空間で安心して日常生活を過ごしていただけます。 ※今回のオンコロ・ワンクエスチョンでは、一般的な「外部照射(リニアック)」を対象としています。 以下の治療の場合は、体に放射線が残るため、一定期間の注意が必要です。 ・アイソトープ治療(内用療法) ・小線源療法(永久挿入) これらの治療を受けられている方は、主治医や技師から伝えられる注意点・ルールなどをご優先ください。 5.数年後に初めて現れる副作用がある( 〇 ) 治療直後の「急性期」だけでなく、数ヶ月から数年後に現れる「晩期合併症」があるのが放射線治療の特徴です。 細胞が時間をかけてゆっくり変化することで起こる現象で、治療を頑張った記憶が薄れた頃に現れることもあります。治療が終わった後も定期的に受診し、主治医とつながり続けておくことが何より大切です。 6.治療中の「だるさ」は気のせいである( ✕ ) 治療中の倦怠感(だるさ)は、壊れた細胞を修復しようと、体がエネルギーを多く消費するために起こると考えられています。 決して「気持ちの持ちよう」や「怠け」ではありません。体が休息を求めているサインですので、無理をせず、疲れた時はこまめに横になるなど、エネルギーを温存することを優先してください。 7.照射部位は石鹸を使わず水だけで洗うべき( ✕ ) 以前は「水だけで」と言われましたが、現在は「低刺激の石鹸で清潔に保つ」ことが推奨されています。皮脂や汚れを放置するほうが、かえって皮膚炎が悪化しやすいためです。 ただし、タオルでこするのは厳禁です。たっぷりの泡を乗せて、なでるように優しく洗い流すのが、現在の正しいスキンケアです。

最後に:セミナーのご案内

2026年9月25日(金)に、放射線治療をテーマにしたオンコロ主催のセミナー動画が公開されます。ぜひオンコロちゃんねるにてご視聴ください。 オンコロちゃんねる:YouTubeアカウントはこちらから 講師:全田 貞幹 先生(国立がん研究センター東病院 先端医療開発センター) 公開:9月25日(金)20時 テーマ:放射線治療とは?

ご案内

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