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「がんクイズ:肝臓がんの正しい説明はどれでしょうか」オンコロ・ワンクエスチョンvol.115

[公開日] 2026.03.19[最終更新日] 2026.04.02

オンコロLINEの友だちを対象に、がん患者さんやご家族の方などのご意見・お考えを共有したり、がんについて学べる1問クエスチョンのオンコロ・ワンクエスチョン! その結果と解説をがん情報サイト「オンコロ」にて公開しています! ▼オンコロ・ワンクエスチョンの一覧 友だち追加

質問

「がんクイズ:肝臓がんの正しい説明はどれでしょうか?

結果・解説

今回のオンコロ・ワンクエスチョンでは、肝臓がんをテーマにクイズを実施しました。選択肢にも挙げられているように、肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれる、がんをはじめとした疾患の症状に気付きにくい臓器となっています。 そのような肝臓に発生するがんについて、今回のオンコロ・ワンクエスチョンでは間違いやすいポイントをまとめました。ぜひ下記のクイズ解説と併せて、肝臓がんの解説もご覧ください。

クイズの正解

今回のクイズでは「肝臓がんの正しい説明はどれでしょうか?」というテーマに対し、選択肢の中から正しいと思う肝臓がんの説明を選んでいただきました。 正解は下記になります。回答者の多くが正解を選択されていましたが、「肝臓の大きさが元に戻る」という選択肢については迷われた方もいらっしゃったのではないでしょうか。記事後半では、選択肢ごとに肝臓がんの解説をご紹介しますので、ぜひご覧ください。 ( ✕ )初期でも、痛みなどの自覚症状がはっきりと出る ( 〇 )生活習慣病(脂肪肝など)からのがんが急増している ( ✕ )他のがんが転移した場合も「肝臓がん」の薬で治療する ( 〇 )手術で大きく切除しても、肝臓は元の大きさに戻る ( 〇 )薬でがんを小さくし、手術ができるようになる例がある

クイズの解説

それぞれの選択肢について解説します。 1.初期でも、痛みなどの自覚症状がはっきりと出る( ✕ ) 肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、炎症が起きたりがんができたりしても、初期には自覚症状がほとんど現れません。痛みや黄疸(皮膚が黄色くなる)、腹水などの症状が出るのは、多くの場合、がんが進行してからです。 そのため、「症状がないから大丈夫」と過信せず、肝炎ウイルスの有無を確認したり、リスクのある方は定期的な超音波(エコー)検査や血液検査を受けたりすることが、早期発見の重要な手段となります。 2.生活習慣病(脂肪肝など)からのがんが急増している( 〇 ) かつて、日本の肝臓がんの約8割はB型・C型肝炎ウイルスが原因でした。しかし、抗ウイルス治療の進歩によりウイルス性の肝臓がんは減少傾向にあります。 一方で近年増えてきているのが、肥満、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病に伴う「非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD/NASH ※)」を背景とした肝臓がんです。 肝臓がんは「お酒を飲む人の病気」というイメージも強いですが、実はお酒を飲まない方の脂肪肝からも発生します。お酒を飲まないからといって安心ではなく、脂肪肝を指摘されている方は注意が必要です。 ※近年、国際的な呼称変更により「MASLD/MASH」とも呼ばれるようになっています。 3.他のがんが転移した場合も「肝臓がん」の薬で治療する( ✕ ) 大腸がんや肺がんなどが肝臓に転移したものは「転移性肝がん」と呼ばれます。これは医学的には「肝臓がん」ではなく、あくまで「元のがん(原発巣)」の性質を持った細胞です。 そのため、治療に使用する薬も「肝臓がんの薬」ではなく、元のがん(大腸がんなら大腸がんの薬)が選択されます。がんの「出身地」によって効果的な薬が全く異なるため、正確な診断が重要となります。 4.手術で大きく切除しても、肝臓は元の大きさに戻る( 〇 ) 肝臓には他の臓器にはない驚異的な「再生能力」があります。がんの部位を含めて肝臓の3分の2以上を切除した場合でも、残った肝臓の細胞が肥大・増殖し、数ヶ月で元の体積の近く(あるいは同等)まで回復します。 これを「代償性肥大」と呼び、厳密には「形(葉の構造)」が元通りになるのではなく、残った部分が「膨らんで体積を補う」現象となります。この再生能力があるおかげで、大きな腫瘍であっても手術による根治を目指すことが可能となっています。ただし、元々の肝臓が肝硬変などで著しく弱っている場合は、再生力が低下しているため注意が必要です。 5.薬でがんを小さくし、手術ができるようになる例がある( 〇 ) 近年、肝臓がんの薬物療法(分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬)は劇的に進歩しました。以前は「手術不能」と診断された進行がんでも、最新の薬物療法によってがんが劇的に縮小し、切除可能な状態になることがあります。 これを「コンバージョン(転換)手術」と呼びます。薬物療法は単なる延命ではなく、再び根治を目指すための治療戦略へと進化しています。

最後に:セミナーのご案内

2026年8月28日(金)に、肝臓がんをテーマにしたオンコロ主催のセミナー動画が公開されます。ぜひオンコロちゃんねるにてご視聴ください。 オンコロちゃんねる:YouTubeアカウントはこちらから 講師:池田 公史 先生(国立がん研究センター東病院 肝胆膵内科) 公開:8月28日(金)20時 テーマ:肝がん

ご案内

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