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「がんクイズ:悪性リンパ腫について正しい説明はどれでしょう?」オンコロ・ワンクエスチョンvol.106

[公開日] 2026.01.15[最終更新日] 2026.01.15

オンコロLINEの友だちを対象に、がん患者さんやご家族の方などのご意見・お考えを共有したり、がんについて学べる1問クエスチョンのオンコロ・ワンクエスチョン! その結果と解説をがん情報サイト「オンコロ」にて公開しています! ▼オンコロ・ワンクエスチョンの一覧 友だち追加

質問

「がんクイズ:悪性リンパ腫について正しい説明はどれでしょう?」

結果・解説

今回のオンコロ・ワンクエスチョンでは、血液がんの一つである悪性リンパ腫について、クイズ形式で実施しました。血液がんは種類が多く、具体的な症状や治療法については、意外な誤解が少なくありません。がん患者さんやご家族の方、そして今は健康な方も、ぜひこの機会にご自身の知識をチェックしてみてください。

クイズの正解

今回のクイズでは「悪性リンパ腫について、正しい説明はどれでしょう?」と選択肢の中から正しい説明を選んでいただきました。 その選択肢ごとの正誤は下記になります。 1.( ✕ )診断技術の進歩により生検(組織検査)なしで確定診断ができる。 2.( ✕ )治療の第一選択は、手術で患部を切り取ることである。 3.( 〇 )胃・腸・眼など、リンパ節以外の臓器から発生することもある。 4.( 〇 )高齢者に限らず、20〜40代の若い世代も発症する。 5.( ✕ )首や脇の下のしこりは、痛みがなければ放置してよい。 6.( 〇 )「週単位」で進行するタイプもあり、早期受診が重要である。

クイズの解説

多くの方が正解を選択されていましたが、選択肢No.1やNo.3については迷われた方も一部いらっしゃったのではないでしょうか。下記に各選択肢ごとの解説をご紹介しますので、ぜひご覧ください。 1.診断技術の進歩により生検(組織検査)なしで確定診断ができる。:間違い ここが最も多くの方が誤解しやすいポイントです。医療技術や画像診断(PET-CTなど)は確かに進歩していますが、悪性リンパ腫の確定診断には、病変の一部または全体を切除して顕微鏡で調べる「生検(せいけん)」という病理検査が絶対に必要です。 悪性リンパ腫には100種類近くの細かい病型(タイプ)があり、どのタイプかによって治療法が全く異なります。画像検査だけではこのタイプを見分けることができないため、病理検査が必要となるのです。 2.治療の第一選択は、手術で患部を切り取ることである。:間違い 胃がんや肺がんなどの固形がんとは異なり、悪性リンパ腫は全身にがん細胞が回る可能性がある「全身性の病気」です。そのため、局所を手術で切り取るだけでは治療として不十分なことがほとんどです。 治療の第一選択は、全身に行き渡る「薬物療法(抗がん剤や分子標的薬)」となります。また、タイプや病期によっては「放射線治療」を組み合わせることもあります。近年は治療薬の開発が進み、以前に比べて治療成績は大きく向上しています。 3.胃・腸・眼など、リンパ節以外の臓器から発生することもある。:正しい リンパ球は全身を流れているため、リンパ節だけでなく、胃、腸、甲状腺、眼、皮膚、脳など、全身のあらゆる臓器から発生する可能性があります。なお、これは「節外性病変」と呼ばれます。 4.高齢者に限らず、20〜40代の若い世代も発症する。:正しい 罹患率は高齢になるほど高くなりますが、小児や20代〜40代の若い世代のがん患者さんも珍しくありません。幅広い年代で発症する可能性がある病気です。 5.首や脇の下のしこりは、痛みがなければ放置してよい。:間違い 「痛い=悪い病気」と思われがちですが、悪性リンパ腫の初期症状として特徴的なのは「痛みのないリンパ節の腫れ(無痛性リンパ節腫脹)」です。 首、脇の下、足の付け根などに、痛みはないけれどもしこりがある場合、あるいはしこりが大きくなってくる場合は、放置せずに医療機関を受診することが大切です。 また、しこり以外にも「発熱」「寝汗」「急激な体重減少」といった全身症状(B症状)が出ることもあります。 6.「週単位」で進行するタイプもあり、早期受診が重要である。:正しい 悪性リンパ腫は、進行の速さによって大きく3つに分類されます。 ① 年単位でゆっくり進む「低悪性度(インドレント)」 ② 月単位で進む「中悪性度(アグレッシブ)」 ③ 週単位で急速に進む「高悪性度(高度アグレッシブ)」 「週単位」で進むタイプの場合、診断と治療の開始が一刻を争います。「おかしいな」と思ったら早めに受診することが、未来をつなぐ鍵となります。

正しい知識が、安心と早期発見につながります

悪性リンパ腫は種類が多く、複雑な病気ですが、近年は新しい薬も次々と登場し、「治る(寛解する)」ことを目指せる病気になってきています。 がん患者さんやご家族の方は、インターネット上の不確かな情報に惑わされず、主治医や公的機関(がん相談支援センターなど)からの正しい情報を頼りに治療に向き合ってください。また、まだ診断されていない方も、「痛くないしこり」などのサインを見逃さないよう、日々の体調変化に気をつけていただければと思います。

最後に:セミナーのご紹介

最後に、オンコロ主催のがんセミナーのご紹介です。2026年3月にリンパ腫をテーマに専門医による解説セミナーを公開いたします。 今回のオンコロ・ワンクエスチョンでは、悪性リンパ腫の患者さん・ご家族の方から「医師に聞きたかったけれど聞けなかったこと」などをお寄せいただきました。セミナーでは、質問タイムの時間が許す範囲で、今回お寄せいただいたご質問の一部について、先生にご回答いただく場合があります。ご都合がよろしければぜひご視聴ください。 ※セミナーの質問タイムでは、個別の治療状況についてはお答えできかねます。 ▼詳細情報 講師:伊豆津 宏二 先生(国立がん研究センター中央病院 血液腫瘍内科) 公開日:3月27日(金)19:00 テーマ:リンパ腫 ▼セミナー視聴:YouTubeチャンネル オンコロちゃんねる

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