先日の11月20日(金)に厚生労働省で実施しております「第55回がん対策推進協議会」を傍聴しに行ってきました。

日本のがん対策としては昭和59年の「対がん10カ年総合戦略」を初めとし、戦略の名前は変更されてはいますが、現在も実施されています。

今回参加をした目的は、

1.国のがん対策はどのように行われているのか

2.どのような雰囲気の中で話し合っているのか

3.患者の声は届いているのか

など、実際に見て確認したいというものでした。

話し合われた内容を書いていくとかなりのボリュームになりますので、今回はどのようなものだったか目的に沿って私の感想を書きたいと思います。

詳しい会議内容については下記リンクからご確認いただければと思います。(議事録・資料が閲覧できます。過去の協議も可)

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-gan.html?tid=128235

どのように行われているか?

まず、どのような人が参加しているかというと、

1.医者・看護師など医療従事者側の方

2.患者会・支援団体等の患者側の方

3.厚生労働省・経済産業省・文部科学省の国側の方

が委員として構成されています。

そして会議の基本的な流れですが、厚生労働省のがん対策の事務局がまとめた提案書に対して委員がそれぞれの立場からの意見をぶつけていき、がん対策の内容の訂正や追加を検討していくというものでした。

どのような雰囲気で話し合っているのか?

第55回の本協議は現行で進めているがん対策推進基本計画は平成28年度までの対策プランであり、あと1年半という期間でどう進めていくかを協議のテーマとしていました。

各委員からは実に多くの意見が出ていました。私としてもがん対策として必要だと思える意見ばかりでした。そこには熱があり、(意外と?)真剣に日本のがん対策を話し合っているなと感じました。(正直な話、国のやっている事は真剣さが感じられなかったり、スピード感が無かったりの印象がありましたので)

しかしながら、現状達成できていない対策が多くある中、新たに別の対策を進めていくには限界があるという意見もありました。確かにその通りですよね。そして意見がいくらでても最終的に何をするかを決めるのは国なわけです。では対策や解決が必要とされる問題は無視で仕方がないのか?

私の意見はこうです。「国が出来ないなら出来る人がやっていくしかない。」

患者の声は届いているか?

この協議会は患者の声を国に直接伝えることが可能な大切な場であると感じました。実際患者の立場に立った意見や現状報告も多く話し合いがなされていました。よって、全てとは言えないものの患者の声は届いていると言えそうです。

しかし、私が今回1番感じたこと、それは声が伝わっただけではまだ何も変わらないということです。その声に応えるには多くの人や時間が必要になるのです。そしてそれには限りがある。「国はもっと頑張れ」という意見も耳にしますが、今回の協議会から察するに国の担当の方もかなりの仕事量を抱えている気がしました。

「伝える」だけでなく「応える」ことをもっと考えたいと感じました。

 

今回の記事の内容は私個人の主観も入っており、あくまでブログであることをご了承ください。

以上簡単な報告になりますが少しでもお役に立てれば幸いです。

このような報告レポートは今後も行っていきたいと思います。

記事:HAMA


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