コロナ禍で面会制限の小児病棟が9割以上
「お見舞いギフト券」サービス開始


  • [公開日]2020.08.27
  • [最終更新日]2020.08.27

2020年8月25日、株式会社チャーミングケアモール(本社:大阪市、以下 チャーミングケアモール)は、自社ECサイト「チャーミングケアモール」にて、現在コロナ禍で病院の面会時間が今まで以上に制限されている、長期入院が必要な病気や障害のある子どもたちに、本当に必要なものをお届けすることができる「オンラインお見舞いチケット」サービス販売を、9月1日より開始することを発表した。

コロナ禍で親族ですら入院中の子どもに会うことが難しい現実

全国に長期療養を余儀なくされている子どもの人数は17万人以上いるともいわれている。

コロナ禍において面会制限を行っている全国の小児病棟は実に9割以上という調査データがあり、親族ですら入院中の子どもに会うことが難しい現実がある。

特に長期療養を余儀なくされる子ども達の付き添いでは、お子さんのメンタルケアはもちろんのこと、ご家族が病院で付き添い続け、付き添い中に自由に帰宅することや外で買い物する事もできず、病状によっては介護で市販されていないようなものを作ることを求められる場面も少なくない。

今はコロナ禍によって、家族に会えず、1人で闘病しているお子さんのメンタルケアも治療の支援以上に重要になっている。

そこで、チャーミングケアモールでは、入院先で本当に必要なものを同社サイトで選んでもらい、お届けすることができる「オンラインお見舞いチケット」の販売を開始する予定。

制限された空間でも寄り添えるお見舞い品や、生活や入院に便利な医療・生活雑貨などを豊富に展開しているチャーミングケアモールならではのサービスとなる。

「お見舞いギフト券」でご家族が滞在される支援施設にチャリティを実現

「入院先で何を必要としているのかもよくわからない」という場合も、「オンラインお見舞いギフト券」を送ることで、お子さんと支えているご家族に寄り添える本当に必要なものをお届けできるよう、入院先でもご家族がサイト上でお見舞い品を選び、お届けすることができる。

また頑張っている子どもたちや、家族を応援したいという方でも、ご購入頂いたチケットのポイントを毎月開催される施設にチャリティすることが出来、ご購入いただいた方にもチャリティリターンが届く、これまでにはない仕組みとなっている。

第一弾は横浜市に拠点を置く、病気や障害のある子どもを持つ家族のための滞在施設「リラのいえ」のインタビュー記事を同社メディアにて掲載し、約2週間「専用お見舞いギフト券」を販売し、チャリティを実施予定。

以降も1ヶ月に1度のペースで、病気や障害のある子どもを持つ家族のための滞在施設などに、オンラインお見舞いチケットを導入し、チャリティ支援を継続していく計画である。

今回の活動については、チャーミングケアモール代表 石嶋 瑞穂氏が立ち上げ当初からずっと実現したいと考えてきたアイディアで、当事者以外の方々にもこの活動を知って頂き、病児と病児家族を皆で支え合える社会へのきっかけに繋がっていけたらと企画した。

チャーミングケアモール

病気や障害のある子どもたち(スペシャルキッズ)やその家族のためのECマーケットプレイス。

病名や症状別に検索することが可能で、さらにそれぞれの困りごとで絞り込みをかけることができる。

当事者の声で誕生したアイテムも多く、現在45事業者550点以上の出品数。

石嶋 瑞穂(いしじま みずほ)氏

株式会社チャーミングケアモール代表取締役で3児の母。

4年前に入院していた長男の急性リンパ性白血病のCVカテーテル留置手術の前日、病院の看護師から「CVカテーテルケースを作ってください」と言われ、入院初日から長男のベッドサイドに24時間付き添い、睡眠不足と心労の最中、当時市販品はなく、大変困った経験等から「少しでも病気のお子さんを抱えるご家族の負担を軽くしたい」と考え、入院中のベッドサイドからこの事業を立ち上げた。

1人でも多くのお子さんとご家族を支援する為に活動中。

参考サイト:株式会社チャーミングケアモール

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