オンコロ愛読者のみなさん、初めまして。川上 祥子(さちこ)です。

 私は、2007年から10年間、NPO法人キャンサーネットジャパン(CNJ)の専任理事として、2015年〜2017年は事務局長として、がん領域で活動してきました。CNJをNPOとして、ある程度安定した組織にすることができたこともあり、このたび、9月末でNPOを卒業(退職)し、柳澤さん(CNJが2007年に初めて独立した事務所を構え、専属職員を置き、NPOとして覚悟をもってスタートしたときから共に走り続けてきたパートナー。2007年ー2015年CNJ理事・事務局長、理事は2017年3月まで)の立ち上げた事業会社、メディカル・モバイル・コミュニケーションズ合同会社(M2CC)に移籍しました。

 そして、このたび、オンコロメンバーに加えていただくこととなり、「メディカル・プランニング・マネージャー」という肩書きをいただきました!何をやるかというと、、今までの経験とネットワークを活かして、なんでもさせていただくつもりです(笑)。

 さて、これから私が参画していくがん情報サイト「オンコロ」ですが、立ち上がってから約2年半、月間 PV 25万(セッション15万)、FBは間もなく1万「いいね!」を獲得するに至っています。短期間でここまで多くの方に届くメディアになったことは、感嘆に価します。私自身も、たくさん「オンコロ」のニュースを参考にしてきました。オンコロは、患者さん・ご家族だけでなく、医療者、医療関係の企業の方々にも活用されるサイトになっているそうです。

 一方で、近年、ヘルスケアに関するサイトの情報の質や信頼性が問われるようになりました。これは、主に広告収入をビジネスモデルとしてサイト運営をしてくためには、PV数を稼ぐ必要があり、大衆が好む、わかりやすい(そして必ずしも正しくない)コンテンツ構成にしたり、高頻度の更新のために、医療に関する知識のないライターが記事を書いたり、という状況が生じているからです。

 オンコロは違います(キッパリ)。皆、がん医療への情熱をもって、難しい内容でも、一般ウケしない内容でも、伝えるべきだと思うことを、使命感をもって発信しています。現在のところ、広告を取らずに、公平公正でエッジの効いたオリジナル記事を掲載し続けています。

 数日前からオンコロメンバーのライングループに入れていただいたのですが、ものずごい勢いで、しかも夜間でも、がんに関するニュース、最新情報、ディスカッションが展開されており、驚嘆し、納得し、また、楽しんでいます。

 現在、「オンコロ」を支えているメインビジネスは、がんの臨床試験の被験者募集です。

 事業部長の可知さんは、柳澤さんが、人生で出会った3人の「スゴイ人」に認定している1人で、がんの臨床試験に関しては、ものすごい知識量、ハッキリ言って「スーパーオタク」です。濱崎さんはじめ、臨床試験リクルート担当グループのメンバーは、臨床試験に期待を寄せてお問い合わせしてくる方々に誠意と真心で真摯に対応しています。がんサバイバーとして、情報をわかりやすく伝えることに貢献する優秀なスタッフもいます。そして皆が使命感をもち、がん医療の最前線に触れながら、時に歯がゆい思い・悔しい思いをしつつ、置かれた立場でベストを尽くしています。

 そうした思いと情熱をもって、オンコロでは、がん領域における臨床試験の被験者募集にとどまらず、がん医療の「あったらいいな」を実現するさまざまなプロジェクトが進行中です。これからオンコロの皆さんと、いろいろと新しいこと、意義のあることができそうでワクワクしています。
半分オンコロの身内になった立場ではありますが、知れば知るほど、賞賛せずにいられません。最高にホットでクール、素晴らしい仲間達です。

 また、オンコロメンバーと同じように、がん領域に情熱をもって取り組み、歯がゆい思いをしながらもベストを尽くしておられる方々が、患者さん、ご家族、医療現場、アカデミア、行政、製薬企業、保険会社等々にも、いらっしゃることを私は知っています。私は、オンコロを通して、そんな「思い」を繋ぎ、大きな力にしていくことに尽力していきたいと思っています!

 これからどうぞ、よろしくお願いいたします。

川上 祥子
がん情報サイト「オンコロ」メディカル・プランニング・マネージャー
メディカル・モバイル・コミュニケーションズ合同会社 共同代表


人気記事