コラム
オンコロの鳥井です。
4/29にライブハウス 新宿red clothで開催された『ドヤフェス〜AYA TO DOYA 世代を超えて〜』に参加しました。
■ドヤフェスとは・・・
2009年にステージ4の肝細胞がん罹患し、9回の再発・35回の入院を経て現在も治療中である松崎 匡さんが主催する、音楽フェス。
がん啓発もありながら、基本的にはバンドマンであり、音楽好きの松崎さんの夢である音楽フェスを実現させたもの。
ちなみにドヤはAYA(若年性)のがんに対して、松崎さんの世代である40〜50代に呼び方がないことで作った言葉です。
■松崎 匡さんの体験談はこちら
https://oncolo.jp/mystory/human18
今回のタイトルが“AYA TO DOYA 世代を超えて”ということで、境界悪性卵巣腫瘍体験者である、タレント 麻美ゆまさんのライブもありました。
ライブ当日は100名近くの方が参加されました。オールスタンディングでライブハウス満員です。
ライブの最後、松崎さんはステージ上でこう言いました。
「誰ががんに罹患するかわからない。あなたが罹患しなくても、家族や友人が罹患するかも知れない。
そんな時はドヤフェスマン(※)のことを、ドヤフェスがあったなということを思い出してください。
そして連絡ください。僕は専門的なことは話せないですが、色々な分野で信頼できる人を紹介することは出来ます。」
※ドヤフェスマン:松崎 匡さんのこと
そして大盛況のうちにライブを終えました。
がんになったけど、だからこそ自分の夢を実現しようという松崎さんのパワーはとてもすごいなと感じました。
松崎さんことを何も知らない人が見たら、誰が治療中の肝細胞がんサバイバーと思うでしょうか。
こうした一つのサバイバーシップ在り方を体現している松崎さんのことを、ドヤフェスのことを知ってもらいたく、今回コラムに取り上げました。
鳥井 大吾