コラム

オンコロの中島です。
がんに罹患すると、「今まで大きな病気ひとつしたことのない自分がなぜ?」と、自己嫌悪に陥りがちです。
不規則な生活を送っていたから?
ストレスをためたから?
糖分の採り過ぎ?自分の今までの生活を振り返り、その原因を”たられば”で考えますよね。
私は、乳がんと診断された時、それからの治療方針よりも、「仕事どうしよう?」と、真っ先に頭に浮かびました。
上記のがん罹患理由は、すべてがんの原因となる確固たる証拠はありません。

英語サイトになりますが、アメリカの対がん協会のホームページに、罹患のリスクを含めた説明が掲載されています。
https://goo.gl/LpQSMN

現在、がんに罹患する確たるエビデンスは証明されていないのが現状です。生活はどうしよう、家族に何と言って説明すればよいのだろう、結婚して子どもを持つことはできないのだろうか・・・
診断直後は、今までの普通の生活が普通ではなくなります。身近な情報元として、インターネットの検索に翻弄します。
実際に、私がそうでした。
でも、「がん」とgoogle検索すると、約 56,100,000 件 のサイトがヒットします。どのサイトを見ればよいのだろう?
どこの情報が正しいの?
相談できる場所はどこ?

最近は、厚労省が「医療機関ネットパトロール」のサイトを立ち上げ、怪しい間違った情報を掲載しているサイトの取締りに動いています。
http://iryoukoukoku-patroll.com/

「ネット難民」として、毎日パソコンから離れられなくなる状況に陥りがちですが、
まずは公的機関のサイトで情報を収集する事が、正しい情報を掴む近道だと、学ぶことができました。

日本対がん協会
http://www.jcancer.jp/
国立がん研究センター がん情報サービス
https://ganjoho.jp/public/cancer/

とある患者会で、ある方が自己紹介でおしゃった言葉です。
「がんは、遺伝子の変異でおこる病気ですよね。だから自分は悪くない。今までの生き方でなにも悪いことはしていない。自分の遺伝子が悪いだけ」。
とても印象に残った言葉です。
日進月歩でがん医療は進み、罹患によって変わる環境問題もQOLを保つ重要性として定義に挙がっている昨今です。
がんという病気は、誰のせいでもない、がんと共存する生活に今は変化してきています。どうか、自分を責めないで。悩みを抱え込まないで。
毎日の一瞬一瞬を大切に過ごしていきましょう。
中島 香織

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