コラム

オンコロの可知です。

オンコロには色んながん種の方から「○○がんに免疫チェックポイント阻害薬は効きますか?開発状況はどうなっていますか?」と問い合わせがあります。

その度に、過度に期待させないように回答していますが、面白いものを見つけました。

それは、米国臨床腫瘍学会免疫腫瘍シンポジウム(ASCO-SITC)のある発表の動画のサムネイル画像です(動画自体はASCO会員等でないと見れません)。20がん種に対するキイトルーダの奏効についてウォーターフォールプロットで示したものです。
http://meetinglibrary.asco.org/content/144472?media=vm

ウォーターフォールプロットは、各症例ごとの効果判定(腫瘍の縮小割合)を滝状に表したものです。ざっくばらんな見た方は、そこまで難しくなく、真ん中の「0」を基準に上に行っている棒グラフが多いか下に行っている棒グラフが多いかで、なんとなく効果の具合を見ることがわかります。ただ、腫瘍縮小は生存期間延長等には直結しない可能性があるのと、少数の患者さんの結果であることの注意が必要です。

掲載されているがん種は、左上から悪性黒色腫(Melanoma)、非小細胞肺がん(NSCLC)、頭頸部がん(H&N)、尿路上皮がん(Urothelial)、トリプルネガディブ乳がん(TNBC)、胃がん(Gastric)、脳リンパ腫(NHLPMBCL;中枢神経原発非ホジキンリンパ腫)、悪性胸膜中皮腫(Mesothelioma)、卵巣がん(Ovarian)、小細胞肺がん(SCLC)、食道がん(Esophageal)、鼻咽頭がん(NPC)、胆管がん(BiliaryTract)、大腸がん(Colorectal)、ホルモン陽性HER2陰性乳がん(ER+/HER2- BC)、子宮頸がん(Cervical)、甲状腺がん(Thyroid)、唾液腺がん(Salivary)となります。

おそらく、一般のかたにも閲覧できる唯一のウォーターフォールプロットではないでしょうか。興味のある方は参照してください。

さて、明日からは臨床腫瘍薬学会(JSPO)に参加します。患者向けセミナーもありますので、ご来場されるかたはオンコロブースにてお声がけください。

がん情報サイト「オンコロ」責任者 可知健太

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