【オンコロメルマガ】コロナ禍でも変えないこと、変えなかったこと[vol.242]


  • [公開日]2021.12.22
  • [最終更新日]2022.04.06

がん情報サイト「オンコロ」コンテンツマネージャーの柳澤です。

2021年も残すところ、後1週間程になりました。
流石に2年もあれば、コロナ禍は収束して欲しいと思っていましたが、現在ではオミクロン株が世界的に猛威を奮っており、落ち着くのはまだ先になりそうです。

がん情報サイト「オンコロ」は、2015年開設以来、ウェブサイト(オンサイト)からの情報発信だけでなく、東京や大阪を中心に年50回程度のオフサイトイベントを開催してきました。

このイベントの意味は、規模の大小に関わらず、がん情報サイト「オンコロ」をご利用頂く患者さんやご家族にお会いし、その表情や声からご意見・ニーズを伺う機会であり、また、各領域で奮闘する医療者の声を聞く機会でもありました。
皆さんに直接お会いできるよう、本当に早く以前の状況に戻って欲しいと願っています。

現在はこのような環境の中でも情報発信を続けるために、全ての発信をオンラインにスイッチし、セミナーなどを配信しています。
これにより、これまでオフサイトの開催には参加出来ない方にも情報を届けることができるようにもなりました。
しばらくは配信セミナーが中心とならざるを得ない状況は続くと思いますが、
これまでの配信コンテンツは、是非、オンコロチャンネルでご覧下さい。

https://youtube.com/c/OncoloChannel

私たちが6年間続ける小児がん、AYA世代のがん、臨床試験の啓発ライブに向けてこんなコメントを頂きました。

「今は病院で薬物療法を受けていて、コロナ禍でなくともイベントには参加できません。大好きなアーティストのライブは、例え配信であっても視聴したいです。是非、配信を続けて下さい。」

コロナ禍になってさらに分かったことですが、私たちの配信の先には、こういった環境の方がたくさんいらっしゃいます。
こうした患者さんの思いを胸に、来年の2022年も続けていかなくてはという気持ちです。
多くの方が、まだまだ制限を受ける環境にあろうかと思いますが、どうか穏やかな年末年始をお迎え下さい。
来年もよろしくお願い申し上げます。

柳澤 昭浩

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