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オンコロサービス責任者として 開設5年目に突入して思うこと

[公開日] 2019.12.27[最終更新日] 2019.12.27

みなさんこんにちは。

オンコロ副責任者の濱崎です。

また、オンコロサービス責任者でもあります。

オンコロ責任者は可知健太ではありますが、私はオンコロを、サービスとして成立させるための責任者です。

わかりにくいですね・・・。

オンコロではがん患者さんやご家族、医療関係者を含め、がんに関わる全ての方への貢献を掲げています。

・がん関連ニュースの配信 ・治験情報の掲載 ・治験相談窓口の設置 ・医師主導試験の支援 ・がん情報セミナーの実施 ・その他情報コンテンツの提供

上記のサービスについては、ほとんどを無償で提供をしております。

おかげさまで5年目に突入した現在までに非常に多くの方に利用いただき、沢山の感謝の言葉をいただいたと感じております。

オンコロのメンバーは全員が、利用者の皆さんの「ありがとう」がモチベーションになっています。

いつもありがとうございます。

ただ、我々には今大きな課題があります。

この事業を存続させ続けなければならないということです。

正直な話、上記に書いたサービスでは全くお金が入らない・・・というか大赤字なわけです。

例えば、本年は情報セミナーだけで60回も実施をしました。

1回のセミナーを開催するのにどれだけお金と作業が発生するか・・・。

(中心メンバーの中島さん、本当にお疲れ様です!)

記事を作るのにもお金がかかります。

治験相談も無料で、フリーダイヤルで行っています。

でも「必要とされていることだから、大切なことだから、とりあえずやろう!」とやっちゃうのがオンコロなのです。(企業としてはやばい発想ですかね?)

とは言え、企業であるため、お金を稼がねばなりません。

過去にこのコラムで書かせていただいたかもしれませんが、オンコロのポリシーとして、「がん領域での課題解決」⇒「どうしたらビジネスにつながるか」ということを考えています。

「どのようにお金を儲けるか」⇒「がん領域が儲かりそうだ」では、決してないということです。(この考えを否定するわけではありません。)

目指すはトリプルウインです。

患者さん、企業、オンコロの全員が納得するメリットを感じられることです。

例えば、 1.患者さんが治験情報を求めている 2.治験参加のためのプロセスが確立していない 3.オンコロで治験情報提供と相談で貢献ができる 4.製薬企業は患者さんの参加が少なく新薬開発が進まず困っている 5.製薬企業は患者さんを集めるためにお金を使ってる 6.オンコロで患者さんへの治験情報提供と参加したい方のサポートをする

メリットはこうです。

患者さん→治療選択肢の一つとして治験を知り、参加までのプロセスを把握できる。 製薬企業→新薬開発の加速化 オンコロ→利益を得る

このような仕組みで、オンコロは成長をしたいのですが、実際のところはなかなか大変なわけです。

2019年最後のコラムでこのような内容がふさわしかったかは分かりませんが、サービス責任者としてとても考えさせられた1年だったため、書かせていただきました。

2020年は更なる情報提供コンテンツの立ち上げも・医師主導試験の支援企画しております。

必ず、がん医療に貢献できるものであると確信しておりますので、期待していてください。

本年もオンコロをご利用いただきありがとうございます。

来年も何卒よろしくお願いいたします。

それでは、良いお年をお迎えください。

オンコロサービス責任者

濱崎 晋輔

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