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【オンコロメルマガ】問い合わせ対応やがん調査を通して感じたこと[vol.134]

[公開日] 2019.10.30[最終更新日] 2019.10.30

オンコロの福井です。 早いもので、オンコロの業務に携わるようになって1年が経ちます。 半年間オンコロのお問い合わせ対応、途中からがん調査をメインに担当しておりました。 がん患者さんやご家族、医療機関・企業・患者会の方々のご対応やがん調査を通して感じたことがあります。 それは、がん患者さんやその周りの方は辛い闘病生活を感じさせない前向きさや希望を持って日々を過ごしている方が多いということです。 まだまだ他のスタッフよりもがんに関わった期間は短いですが、印象に残る出会いがたくさんあり、多くの貴重なご意見をお聞かせいただきました。 その中には、 たくさんの治療をしたがそれでも自分に合う治療がなく問い合わせて来た方、 抗がん剤の副作用により退職を余儀なくされ、それでも治療を諦めずに続け、 その体験をお話しするために遠方からインタビューにご協力いただいた方、 調査がきっかけで治験のことを知り、自分が参加できる治験を知りたいと申し出てくださった方、 海外や遠方に住む知り合いが参加できる治験はないかと問い合わせてきた方、 調査でこの内容は患者さんに不親切ときっぱり言ってくださる医療機関の方など、 他にもここには書きませんがたくさんの出会いがありました! その方々のお話しを通し、情報提供をするどころか、私の悩みは本当に些細でまだまだ勉強不足だなと感じさせられる機会が多かったです。 新薬の開発といえば製薬メーカー、患者さんの治療といえば医療機関が今でも一番にイメージとして湧きますが、がん患者さんや患者さんを救いたいと思う方々の橋渡しや情報提供に関しては、オンコロにもできる強みでもあると改めて思います。 日々の業務に追われると、本来考えなければいけない大事なことを忘れてしまいそうになりますが、今後も患者さん目線を忘れずに取り組んで参ります。 福井 澄恵
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